ミライシードAWARD受賞者WINNERS
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教育DX最優秀賞
東京都中央区立
明石小学校山中 真岐先生
ICTスキルからエンゲージメント分科会まで多種多様な分科会を設定し、組織で取り組まれている実践です。組織マネージメントでは全員の気持ちを高める仕組みづくり・雰囲気が大事であると言いますが、明石小学校においては忙しい先生が多いなか、校内全体の巻き込みを丹念に工夫されていると感じました。充実した研究通信からも校内全体を巻き込もうとする努力が見え、最優秀賞と決定いたしました。
(赤堀 侃司先生、汐見 稔幸先生、田中 博之先生、玉置 崇先生)
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教育DX優秀賞
広島県広島市立
城山中学校谷川 雄亮先生
学習テーマを生徒の自主学習時間の短さと課題設定し、データを活用し課題改善に挑戦的に臨まれている点を高く評価しました。課題解決に向け、データを活かしながらロードマップを考え、プランニングしていく仕組みができている点がすばらしく、優秀賞と決定いたしました。
(赤堀 侃司先生、汐見 稔幸先生、田中 博之先生、玉置 崇先生)
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教育DX優秀賞
福島県いわき市立
内郷第一中学校新家 優子先生
受け身になりやすいと言われることが多い防災教育ですが、ICTを用いることで生まれる自由度の高さを最大限活かされ、シミュレーション活動を発展させた実践です。有識者を招き入れ、外部の視点を取り入れた点もお見事です。その結果、生徒が“自分ごと化”して考えることができる授業を展開されており、優秀賞と決定いたしました。
(赤堀 侃司先生、汐見 稔幸先生、田中 博之先生、玉置 崇先生)
小学校の部
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授業:小学校の部最優秀賞
石川県金沢市立
鞍月小学校田野 健先生
学力や興味関心が異なる子どもたちの学びを促進するため、”一斉”ではない”新たな”協働学習へ挑戦されています。グループ学習の中にオクリンクプラスの特性をうまく取り入れられています。「いろいろな考えが出てくるから面白い」など、児童中心の児童同士での活動が多くみられ、授業の変化を確かに感じられる実践です。
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授業:小学校の部優秀賞
埼玉県川口市立
新郷南小学校佐藤 陽介先生
難解な国語教材『やまなし』に対して、オクリンクプラスを活用したアプローチが非常に創意工夫に富んでいる実践です。児童の興味を引き出し、具体的なイメージを共有することで、作品への理解が深まっています。児童たちと一緒に『やまなし』の単元計画を作成したことで、学び合いの環境が整い、主体的な学びが促進されています。
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授業:小学校の部優秀賞
静岡県掛川市立
和田岡小学校佐藤 仁美先生
『音楽をつくる楽しさ』の体験を実現するとともに、学習過程の見取りと評価の向上をめざされた実践です。オクリンクプラスの機能を活用し、様々な工夫が取り入れられています。先生もそして子どもたちも挑戦いただいたことで、結果として子どもたちの意欲向上にもつながったという点も評価されました。
中学校の部
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授業:中学校の部最優秀賞
石川県白山市立
笠間中学校浅見 拓真先生
オクリンクプラスを用いた『学び合い』による単元内自由進度学習の実践です。難易度が高いとされている単元において、授業と理解の質向上をめざしている取り組みです。授業アンケートや単元小テストのエビデンス結果を元に、授業のアップデート効果をしっかりと検証しながら日々の実践を進められている点も評価されました。
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授業:中学校の部優秀賞
青森県青森市立
佃中学校安部 慎也先生
ミライシードを活用し、個別最適な学びのなかに協働的な学びを生み出し両者一体化を実現された実勢です。ドリルパークを単なる隙間時間に取り組むドリルとしてではなく、対面で意識的に取り入れています。個別最適な学びの中に子どもたちが自発的に協働的な学びの場面をつくりだしていることが高く評価されました。
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授業:中学校の部優秀賞
福岡県福岡市立
梅林中学校福田 耶子先生
被服実習にてオクリンクプラスを活用し、振り返りと評価のDXをされた実践です。意図をもってICTツールをワンストップで活用することで、授業の狙いがよりシャープに、かつ先生の業務負担軽減につながっています。先生・児童生徒双方向での授業の振り返り・次時の目標設定というPDCAサイクル設計など、様々な工夫がされています。
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北海道
北海道札幌市立
山鼻小学校守屋 洋佑先生
子どもたち自身が指導事項を自覚し、主体的に学習をコントロールできることを目指した実践です。子どもの考えや気持ちを尊重しながら力を培うための工夫がされています。子どもとともに単元のゴールを理解し、共に単元計画を見直すという柔軟なアイデアは、他の教科や学年でも応用可能として高く評価されました。
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東北
福島県いわき市立
内郷第一中学校新家 優子先生
地域の専門家と協力し、子どもたちに実践的で新しい防災教育を行った取り組みです。ICTを効果的に活用することで子どもたちの主体的な学びを実現されています。特に、オクリンクプラスを使ったシミュレーションは、子どもたちが防災を自分のこととして考える良い機会となっており、地域や全国に広めたい実践として評価されました。
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関東
東京都葛飾区立
東金町小学校豊田 大登先生 他
「調べ学習から探究学習への昇華」という課題に対し、学校全体で「探究」されています。授業内外の多様な場面で施策を実施し、教職員全員が同じ方向に向かっている点が評価されました。取り組みの成果として教員や児童の意識の変化を定量的に検証されており、同様の課題をお抱えの学校にとっての再現性も高く評価されました。
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東海
愛知県長久手市立
南中学校松本 咲子先生
消費者市民社会を目指して、消費者としての自覚を持ち、理想の消費生活を創造する生徒の育成を目指された実践です。家庭科を主軸としながら、教科横断で取り組まれています。実生活に近いテーマに生徒が自分事として学習を進めるために、シュミレーションを取り入れられるなど様々な工夫をされている点が高く評価されました。
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北陸
富山県射水市立
射北中学校島田先生
新湊南部中学校伊東先生・長谷川先生・
龍瀧先生大門中学校井口先生・鈴木先生
教科・学校間の垣根を越え、先生同士がつながりあうことで実現したお取り組みです。先生個人への負担がかかりがちな自由進度において「進み具合確認シート」や「学習手順カード」などのアセット、そして進度差を埋める5つのコースなどを用意されたことや、また毎時間の振り返りにより、生徒も成長実感を感じられる点が高く評価されました。
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関西
大阪府茨木市立
山手台小学校松波 健太郎先生
様々なシーンでオクリンクプラスを活用され、児童の学びと地域とのつながりを強化された実践です。オクリンクプラス機能のメリットを研究し、これまでのクラス単位での活用から、学年を超えた活用や保護者を巻き込んだ取り組みを複数実施されています。さらには他校との連携を通じて学びのつながりと広がりを大きくしている点が評価されました。
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中国・四国
愛媛県伊方町立
瀬戸中学校中島 慎二郎先生
複数の学校がつながり、ICTを活用した学習の実践交流が生まれている、「学びにへき地はない」を体現す実践です。先生方による授業の工夫や実践数の多さも評価されました。実践終了後も授業準備の課題を振り返り、前向きに改善を検討されている点から、今後のさらなる発展が期待できます。
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九州・沖縄
長崎県佐々町立
口石小学校津田 信先生
地元長崎の「長崎くんち」を題材に、教科横断的に学ぶカリキュラムデザインや地域行事の価値を深く探求する成果が明確に示されている点が評価されました。ICTを活用した緻密な研修デザインにより、子どもたちが未来志向で主体的に学ぶ姿を実現されています。
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地域特別賞九州・沖縄
長崎県東彼杵町立
彼杵小学校荒木先生・山口先生
千綿小学校俵坂先生
東彼杵中学校福田先生・松元先生
東彼杵町からご提出いただいた6つの実践は、いずれもICTを活用した効率的な授業準備や多様な視点を取り入れた指導が行われています。子どもたちの主体性を引き出し、テストの点数では測れない「幸せになる力」を育てるために、町全体で取り組んでいる姿勢が評価されました。
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最優秀賞
加賀市立
庄小学校ICTを使ったマイプラン学習(単元内の自由進度学習)への取り組みが、大変優れた実践でした。自由進度学習の難しさを、ICTの機能(自分の考え、やりたいことを表現でき、また振り返ることができる)を活用することで乗り越え、自立した自由進度学習を成功させた素晴らしい実践が高く評価されました。
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優秀賞
旭川市立
末広北小学校デジタルシティズンシップ教育を取り入れながら、子ども主体の学習に変えていこうと校内で追及されている様子が非常に印象的でした。様々な工夫を施しながら子どもたちが夢中になれる実践を、ICTを中心に進められていることが高く評価されました。
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優秀賞
宇城市立
豊野小学校全学年において様々な場面でICTが使われており、実践数の多さは群を抜いていました。教育理念である「好奇心」をキーワードに、ICTを上手に活用しながら先生方が一丸となり取り組まれていること、今後さらなる広がりのある素晴らしい実践内容が高く評価されました。
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優秀賞
彦根市立
稲枝東小学校低学年の子どもに対して、教員が同じ目線に立ち一緒に寄り添いながら、ICTを使いこなせるように力を尽くされている様子が素晴らしいです。データからも、子どもたちが学びの中で楽しくICTスキルを習得しているのが見て取れます。低学年のICTの取り組みが全学年へ広がっている点などが高く評価されました。
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審査員特別賞
久喜市立
菖蒲中学校音楽という教科における小中連携の難しさを、ICTの良さを活かして解決した大変素敵な実践でした。「誰が音楽を担当しても活用できること」を目指した挑戦により、端末機器があればどの環境下でも「質の高い学習」が実現できるようになったという点が高く評価されました。
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審査員特別賞
八王子市立
上柚木中学校生徒の自己表現と自己理解を深めることを目的に、AIを効果的に取り入れた優れた取り組みでした。特にAIとの質疑応答を通し言語化しにくいや考えを表出させた小説を完成させる取り組みが、生徒の成長の学びを加速させたとして高く評価されました。
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最優秀賞
茨城県茨城町立
明光中学校
校内全体でのICTの効果的な実践を実現されました。教科ごとに抱える様々なニーズを丁寧に汲み取り、校内としての目指す方向を揃えていくことで、教科横断での活用推進を実現。全教科での効果的な実践を行いました。また、教育データを取得し、指導の成果を確認しながら、ICTの活用に取り組まれた点が高く評価されました。
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優秀賞
新潟県長岡市立
表町小学校
「ホンモノの体験×ICT活用」をテーマに、児童と教師の「したい」を実現するための様々な実践をされております。効果的なICT活用を学校全体で探究し、確かな学力の向上まで実現されていた点が高く評価されました。
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優秀賞
京都府八幡市立
中央小学校
学力に課題を抱える子どもたちが多い中、ICTを活用することで、子どもたちの主体的な活動を実現し、また教科の特性に合わせた指導に挑戦されてきました。新たな指導の土台となった、学級経営力の向上・研究授業の推進などを一体的に取り組まれてきた点が高く評価されました。
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審査員特別賞
東京都新宿区立
富久小学校
図工専科の岩本先生をOJT担当として、教員全員でICTを使った授業実践の発表を校内で実施。校内全体で効果的なICT活用を実現されました。また、図工専科という立場からICTを活用した新たな指導・実践にチャレンジされている点が評価されました。
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審査員特別賞
埼玉県加須市立
加須平成中学校
ICT活用研究チーム「サン=テグジュペリ」を結成し、「目には見えにくい力を見える化する」をテーマに校内でICT活用を深められました。「目には見えにくい力」が重要であると捉え、どのようにそれらを評価していくか、チームで活動された点が高く評価されました。
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審査員特別賞
熊本県宇城市立
豊野小学校
ICTを活用し、単元のまとまりごとに授業改善をされており、学力の向上や資質・能力の育成に向けたチャレンジをされておりました。また、他校の子どもたちや地域の方との交流などの体験においても、ICTを活用されており、豊かな教育活動を実践されていた点が高く評価されました。
