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協働での問題づくりを通して単元理解を深める

かけ算

旭川市立新富小学校  長田 夢先生

長田先生から一言:
計算が苦手な児童でも、コメントだけで活動に参加できるので楽しく学習でき、理解も深まりました。

活用場面・活用背景
協働での問題づくりで単元理解を深める

かけ算についての理解を深めるために、九九を活用した「ものの数の求め方」についての問題づくりを行うことにしました。また、仲間と協働しながら工夫して課題を解決する学習過程を大切にしたいので、グループで協力して学び合えることを中心に活動内容を考えました。

How to
グループで、コメント機能と共同編集機能を活かした九九の問題づくり 

教員は、かけ算の単元で「九九を使った問題をつくる」というお題を出します。児童たちはグループで、「みんなのボード」上のコメント機能やリアクションボタンを活用しながら「どのような問題にするのか」「何の段で問題を作るのか」について話し合います。最初にどんな問題にするかのアイディアを各自カードに書かせて話し合いをさせて、話し合いの結果を提出用の1つのカードに問題としてまとめると取り組みやすいです。



共同編集機能を使いながら実際に問題を作成し、グループで1枚のカードにまとめていきます。問題文を入力する人やイラストを作る人など、グループ内で手分けをしながら協働的に作業を進めることがポイントです。



完成したら、グループ間で問題を解き合い、交流します。問題のカードを複製し班ごとに解き合うのもいいでしょう。



それぞれのグループの問題を解き合った感想を、問題の書かれたカードにコメント機能を使って記入します。


最後に本時の振り返りを各自提出ボックスに提出します。

取り組みの結果
協働学習と個別最適な学びの両立を実現できた

子どもたちは九九の問題をつくる過程で、かけ算の仕組みについて理解を深められたと同時に、アウトプットする力を身につけられたと思います。また、仲間と分担して問題文やイラストの作成を行うことで、計算が得意な人も苦手な人も協力して学び合うことにより、子どもたち全員が参加でき、学びを深めることのできる授業になりました。協働学習と個別最適な学びの両立を実現できたと感じています。



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