リアルタイムで友だちの工夫・アイディアを取り入れ、自分の作品を磨く
日常を十七音で
東京都新宿区立富久小学校 菊池 桂子先生
菊池先生から一言:
オクリンクプラスを使い、言葉集めをして、俳句を考えたりカードに表現したりする過程までみんなで共有することで、友だちの活動の様子から学び、楽しみながらよりよい作品づくりが進みました。
活用場面・活用背景
夏をテーマにした俳句を考える授業でオクリンクプラスを使用。俳句を作るための材料集めから、作品共有、鑑賞まで、全てオクリンクプラスで行うことで、友だちの俳句づくりの様子をリアルタイムで見ることができます。個人で考えているだけでは思いつかないアイディアや工夫を友だちからどんどん取り入れ、個人の俳句作品をブラッシュアップすることができました。
How to
材料集めも作品づくりも、フレームは自由。友だちの工夫をどんどん取り入れる
児童は授業までに「夏」を感じる言葉、写真などを集め、カードに記入し「みんなのボード」に提出する。「みんなのボード」を見ながら、俳句に取り入れられそうな言葉を共有し合う。友だちのカードを見て、自分のカードに追記。
教科書で俳句をつくるためのアイディアを確認し、個人で俳句を考える。できた児童は「みんなのボード」に提出し、友だちの俳句を見てコメントやいいねボタンで評価し合う。
自分の作品へのコメントだけではなく、友だちのカードへのコメントも見ることができるため、他者から他者への評価も参考にすることができます。良い点を取り入れ自分の作品をさらに磨き上げることができます。
振り返りをカードに入力し提出しまとめる。
取り組みの結果
途中経過も見えるから、取り入れやすい
「みんなのボード」上で作品をつくることで、試行錯誤している様子も共有されます。これまでの「オクリンク」は「提出BOX」に提出された完成系しか共有することができませんでしたが、途中経過も見せ合うことでさらに他者参照の幅が広がりました。