スタンプ集計で実験結果を可視化する
正しい手洗いについて学ぼう
埼玉県川口市立新郷南小学校 ミライシードDXエデュケーター 佐藤陽介先生
佐藤先生から一言:
保健・体育の授業でも、オクリンクプラスを活用する余地は十分にあります。児童同士の交流を促し、知識・技能はもちろん、思考力・判断力・表現力の向上につながる授業づくりを考えていきます。
活用場面・活用背景
正しい手洗いについて学ぶ
石鹸で手を洗っても汚れは残ることを理解し、手洗いを改善することをねらいとした授業づくりに臨みました。授業では実際に手洗いを行いますが、他者の手洗い結果も自分のこととして捉えられるように、オクリンクプラスのスタンプ集計を活用しました。
How to
手の汚れをスタンプで表現する
「手洗いをしたあとにどのくらい自分の手が汚れているかを予想するカード」を児童に送り、記入してもらいます。
次に、手洗いの実験を行います。普段通りの手洗いをしたあとに、ブラックライトを手に当てて、汚れが残っている部分を確認します。
実験結果を記入する、「手のひらのイラストが入ったカード」を児童に送ります。児童は汚れが残っていた箇所にスタンプを押して、汚れていた箇所について自分の言葉で説明します。
児童から送られてきたカードのスタンプを集計し、どこに汚れが残りやすいのか、クラス全体で振り返ります。
取り組みの結果
スタンプの活用で、楽しく気づきを得られた
汚れの箇所をスタンプで表現させたことで、説明が苦手な児童も意欲的に授業に参加できました。ほかの授業でも、すべて教員が教えるのではなく、児童自身が気づきを得て、互いに発信していく授業が望まれます。今回は保健の授業での活用でしたが、体育の授業をはじめ、ほかの授業でも積極的にオクリンクプラスを活用していくつもりです。