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オクリンクプラス

算数の問題を独力で解く

自信を深めるきっかけに

東京都杉並区立杉並第三小学校 ミライシードDXエデュケーター 井上昌人先生

井上先生から一言:
「すべての児童が自力で問題を解ける」ことを目標に、様々なカードを用意して、児童が自分に合ったカードを選択し問題を解く授業をつくりました。今後も個別最適な学びをめざし、オクリンクプラスの活用を深めていきます。

活用場面・活用背景
自分の力で考え抜き、自信をつける

小学2年生の算数「たし算とひき算」の単元で、自分で問題を解けた自信を児童につけてもらうために、難易度に分かれた様々な問題カードを用意して、計算練習を行いました。

How to
自分の理解に合わせて、問題カードを選択

はじめに、式をつくる練習に取り組みます。
答えのヒントと問題文が書かれたカードを児童に送り、「わかっていること」に赤線を、「知りたいこと」に青線を引くように伝えます。続けて、児童は大まかな答えのヒントを参考に、自力で式をつくります。



次のステップとして、「72+63」という問題を自力で解く練習に取り組みます。
「A.72+3とだけ書かれたカード」「B.式に加えて、ヒントになる図が書かれたカード」、「C.さらに追加のヒントが書かれたカード」と、3つの難易度に分かれたカードを児童に送り、解けるものを選んで解くよう伝えます。




解答できた児童は、記入したカードを「みんなのボード」上の対応するボードに提出します。最後に、提出されたカードを見合いながら、児童が互いに自分の解き方を説明する時間を設けます。


自力解決するために、必要な情報を自分で選択して、答えにたどり着けるようにします。


取り組みの結果
他者参照もしながら、自分で考えを深められた

同じ問題でも、解く難易度が異なる複数のカードを用意したことで、ほとんどの児童が自力で解答を導き出せていました。また、「みんなのボード」を通じて違うカードや同じカードの児童の考え方を参照し、算数への理解を深めることができました。




  • 小学2年
  • 算数・数学
  • オクリンクプラス
  • 授業内での活用

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