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ドリルパーク

R-PDCA

自己調整をしながら課題に迫る基礎力を身につける

R-PDCAとの併用

市川市立東国分中学校 所 拓弓貴先生

所先生から一言:
生徒それぞれの興味関心に対して、より学習の機会を提供し、学びを深めてほしいと思っていました。

活用場面・活用背景
課題への迫り方を生徒自身で選択する

理科の授業は、「課題把握→観察・実験→結果の検証」とプロセスがとても長いため、効率的に学習を行い深い学びにつながる時間を持ちたいと思ったのがきっかけでした。そこでドリルパークとR-PDCA※を使い、課題への迫り方を生徒自身に選択をしてもらうことにしました。
※R-PDCAは、簡単にアンケートを取ることができ、授業の成果を可視化・授業改善ができるミライシードのアプリです。
R-PDCAの詳細は
コチラからご確認ください。

How to
R-PDCAで自身の学習方法を選択し、ドリルパークで基礎の定着を促す

① 授業後半の15分は自分で学習方法を選択して深掘り学習
実験をしたり特徴をつかんだりした後に、R-PDCAのアンケートで「課題への迫り方」を生徒が選択。①ノートや紙に書いて学習、②教科書を読み返して学習、③ドリルパークを使った学習などのうちから、選んだグループに分かれて取り組みます。ドリルパークの場合は、『ベーシックドリル』の中から学習方法を選択して取り組みを進めます。


本日の授業内容をインプットをした後にアンケート実施し、課題への取り組み方を生徒自身に選択させる

② 基礎定着はドリルパークで実施
個人での学習後に、クラス全体でドリルパークの『パワーアップドリル』を解いていきます。事前に教員は、千葉市の「ちばのやる気学習ガイド」※の問題をドリルパーク上で作成。全体で解いている際は、教員がモニターで学習履歴を共有し、生徒たちの進捗を確認します。
※「ちばのやる気学習ガイド」とは、千葉県教育委員会が作成している、中学校5教科の基礎・基本の定着や思考力、判断力、表現力等の向上につながる問題。


生徒がパワーアップドリルを解いている様子

③ 応用演習は入試準備に向けて紙を使用
計算や図形を用いるなど、筆記をした方が解きやすい応用問題は、紙のプリントでテストを実施。県の入試問題を意識することにもつながります。

取り組みの結果
自己調整力と表現力まで身につく

ドリルパークの問題数が増えたことで、生徒たちは理科の授業により意欲的に取り組むようになりました。生徒たちの目標を決める力や表現力まで高めることができていると思います。簡単な応用問題まで網羅できていることで、評価材料にもしています。R-PDCAは子どもたちがどんなことを考えているのかも知ることができ、授業改善にもつながりました。

  • 中学3年
  • 理科
  • ドリルパーク
  • R-PDCA
  • 授業内での活用
  • 業務効率化
  • 個別最適化
  • 受験指導
  • 問題演習

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