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オクリンクプラス

共同編集で全員がかかわりながら発表を作成

短歌や俳句を子どもたち自身が味わう

茨城町立明光中学校  福住里絵先生

福住先生から一言:
短歌・俳句や発表に苦手意識がある生徒でも、共同編集での学び合いにすることで、自分の役割を見出しながら進めることができるため、自己有用感がうまれると思いました。

活用場面・活用背景
教員が説明するのではなく、子どもたちが吟味する

教員が一方的に説明すると、短歌・俳句を「味わう」ところまで行かないことが多いので、子どもたち自身で調べたり感じ取ったりしてもらえるように、オクリンクを使って調べ学習や発表をしていました。オクリンクプラスの共同編集ならグループ活動ができるので、より深い意見交流になると思います。
※2年生は「短歌」、3年生は「和歌」、「俳句」と活用できます。

How to
「共同編集」で、グループで意見を練り上げ発表資料ができる

【グループでカードを作成する】
グループで、一首の短歌について書き込むためのカードを準備。「短歌の良さ」や「使われている技法」、「長い間語り継がれている理由」、「作者」についてなど、それぞれの項目で1枚ずつ縦書きのカードを作成します。



【調べたことを共同編集でまとめ上げる】
書籍を使用して、短歌についてグループで調べていきます。調べたことをグループのカードに各自書き込んでいき共同編集でカードが出来上がっていきます。同時進行で友だちの記入した内容を見ることができるため、まとめる内容を話し合いながら膨らませたり具体的にすることが可能です。



【カードで発表する】
最後に、クラス全体にグループで説明します。発表時は、みんなのボードにあるグループのタブのうち、発表しているグループのタブを見るよう伝えます。



取り組みの結果
共同編集なら短時間でも学びが深まる

今までのオクリンクでは個人作業だったので、進め方や進度に個人差が大きく、カード作成から発表までに2~3時間かかっていました。これをオクリンクプラスの共同編集で進められれば、1時間で終えることができそうです。また、全体への発表も、一部の生徒が中心になりがちなことや、個人では自信がない生徒もいるという課題がありましたが、共同編集では完成まで全員がかかわることで力を合わせて発表することができます。



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