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オクリンクプラス

子どもたちの反応から音読のポイントを探る

ポイントをとらえづらい技能へのフィードバック

練馬区立石神井台小学校 高橋 蔵匡先生

高橋先生から一言:
音声や動画で自分を客観視することや、友だちからのフィードバックを通して、自分の感じたことが伝わる音読ができるようになります。

活用場面・活用背景
音読の技能習得や言葉の響き・リズムに親しむ

詩の朗読や音読劇に取り組み、音声や映像の工夫している点を見つけていく場面で使用しました。 

How to
スタンプやコメントのフィードバックで改善する

【家庭や別室で各自アウトプットする】
詩の朗読や音読劇の様子を、子どもたち自身でマイクやカメラで録画しカードに貼りつけ、「みんなのボード」に送ってもらいます。
※授業内容に応じて、意識したことや工夫したことをテキストで入力させる。



【教室で各自のアウトプットを見合う】
「みんなのボード」に送られたカードを確認し、スタンプを送り合ったり、その人の発表のよい点をコメント入力したりします。 子ども同士のコメントの送りあいが難しそうな場合は、第一歩として拍手やリアクションの送りあいを促します。慣れてきたら一歩先としてコメントの送りあいを促していきます。


【クラス全体でポイントをまとめる】
スタンプの数をもとに、お手本となる発表を教員がピックアップしてクラス全体で共有。ついたコメントをもとに、音読する際のポイントをみんなで確認していきます。


【先生から児童へフィードバック】
子ども同士のコメントや反応を確認したうえで、先生もスタンプやコメントでフィードバックします。


取り組みの結果
友だちの実例をもとに改善しやすく意欲も上がる

子ども同士のスタンプ、コメントによる学び合いがあることで、実態やコツをとらえづらい音読への意欲を高めることができました。最後に教員ともフィードバックのやりとりをすると、さらにポイントが整理できます。外国語のパフォーマンステストや音楽の実技評価にも使えると思います。



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