学校は地域の課題と地続きだから、

地域に根差した考え方が必要。


教育支援2課
グループリーダー
自治体営業
田中 雄
ミライシード営業担当。2018年にベネッセに入社し、北陸エリアを担当したのち、関西エリアを担当。現在、西日本の営業エリアのグループリーダーを務める。

じっくりと腰を据えて、
社会貢献性の高い仕事に関わりたい。

食品業界から教育業界へ転職したのは、事業の社会貢献性が高く、長いスパンをかけて取り組める事業に携わりたいと考えたことがきっかけです。教育の仕事は、次世代を育てる社会貢献性が高く、近親者に教員がいて身近な存在でもありました。ただ、教員になって教室で教えるよりも、ビジネスの立場で教育に携わり、日本の教育システムをしくみからとらえて、教育の理想を実現したいという思いが強くありました。

ミライシードは、学校にデジタルによる新しい学びを提供します。これからを生きる子どもたちに必要な学びを提供し、多忙な先生の業務を効率化するなど、具体的に事業内容を知るほどに社会貢献性の高い事業だと感じました。また、前職の食品メーカーの営業では、売上と利益を月単位の短期スパンで追いかけていましたが、ミライシードは地域の教育ビジョンや計画に伴走し、数年単位で契約から導入へと進めていきます。じっくり取り組めるという点も、この仕事の魅力のひとつです。

ありたいゴールイメージから、
逆算的に思考し戦略を立てる。

ミライシードの自治体営業の活動は、主に自治体向けの課題解決のご提案になります。市区町村の首長や教育長などとお目にかかる機会も多く、視座の高さや広さ、将来への思いなど、自分自身の学びになることもたくさんあります。ときにはその自治体が抱える数千人の子どもたちを想像し、未来につながる学びの在り方を提案していく。責任とやりがいのある仕事です。どの自治体も子どもたちにより良い教育を行いたいという思いは同じですが、自治体ごとの規模や運営体制などのしくみ、ICTなど先進的な取り組みの有無、地域特性による課題など違いはさまざまです。その違いは多様である分、難しくもありますが仕事のおもしろさでもあります。

自治体と教育の計画を立てる際に大切にしているのは、実現したいゴールに向けて逆算的に考えることです。自治体の状況を理解し、未来の教育の在り方を描き、それにつなげるプランを提案する。大きな視点と長いスパンで考えることで、シナリオを構築するスキルが身につきました。理想の状態はどうすれば実現できるのか。どの力点をおさえるべきなのか。地域を教育でよりよくするという公共性と、企業としてのビジネス性、両面を見て営業戦略を立てていくことは、他ではなかなかできないやりがいの大きな仕事だと思います。

ナレッジを積み上げて、
ミライシードをさらなる高みへ。

2020 年度に導入開始したお客様の多くが、2025 年にご契約の更新タイミングを迎えます。IT企業からも多くのデジタルコンテンツが参入するなか、ベネッセの教育のアセットやスキームの強さと、ミライシードの多面的な価値は大きな強みです。さらにここ数年で活用いただいているデータと教育的知見により、ノウハウや成果のナレッジが積みあがっています。デジタル活用による学びの実践から、子どもが学びの楽しさを実感し、先生方が教えるやりがいをさらに感じられるしくみを、全国に展開していきたい。同じ思いで協働してくださる方をお待ちしています。