全体を見渡した基盤づくりが、

安定した事業成長の礎になる。


ICT運用基盤課
ITサービス運用
齋藤 麻子
運用基盤担当。OSのバージョンアップ検証やアプリの問い合わせ、顧客の環境ごとの課題への対応など、運用保守に関わる全般に従事。

情報を活用し、教育をよくする。
大学時代の経験から入社を決意。

もともと教育には関心が高く、大学時代は塾の非常勤講師を経験。教える楽しさや学びで子どもたちが成長していく姿に、やりがいを感じていました。また大学や大学院では、情報を専門分野で学んでいたため、教員になって情報について教える選択肢を考えていました。そのうち、「情報」を活用することで、もっと「教育」をよくするしくみを構築したいという思いが強くなり、ベネッセに入社を決めました。入社してからも、事業と組織の成長を感じ、たくさんの子どもたちにミライシードを活用してもらえることを嬉しく思うとともに、大きな責任を感じています。

先生のICTリテラシーに合わせ、
現場に根付く最適なサポートを。

運用基盤課の担当業務は、運用保守に関わる全般です。主には、顧客からの困りごとに対応し、同様の不具合がないよう対策を講じます。GIGAスクール構想の実現により、教育現場が大きく変わる様子を、基盤の幅広い業務から感じてきました。授業見学に伺った初期は教室全体が操作に不慣れでしたが、今はICTを使いこなす先生が、新しいツールを使って学びの幅を広げ、子どもたちが意欲的に授業に臨む場面がどんどん増えています。そのような授業を目の当たりにするにつれ、未来を切り開いていく教育現場の力強さを感じています。

とはいえ、新しいツールを導入すると、どうしてもトラブルが起きてしまうこともあります。私たちの役割は、そうした現場の状況に合わせて、つまずきをできるだけ早く解決し、子どもたちの学びを止めないことです。全国各地の学校、先生、子どもたちに使っていただいていることに責任感をもち、起きたトラブルの解決をそこだけで終わらせずに、汎用的な知見として整理する。さらに円滑に活用できる状態を担保していけるよう、幅広く全体を見渡しながら、新しい学びがしっかりと現場に根付くようにサポートをしています。

前向きに、クリエイティブに。
チームの連携が解決策を生み出す。

ITサービス運用の仕事は、問題を解決するという内容が中心です。顧客の困りごとや課題の原因を把握し、複数ある解決策の案からそれぞれのメリット・デメリットを整理して、最適解を判断し解決にあたります。どこに問題の原因があるかを究明し解決策を考えるときには、さまざまなチームのメンバーと情報共有して連携し、コミュニケーションを重ねて対応します。チームで対応策を議論すると、前向きでクリエイティブなベクトルになっていきます。一人ひとりの専門は違っても、見ている方向は同じ。それぞれの専門性を発揮することで、問題解決の糸口がつかめるんです。子どもたちの学びの進化を追求する。そのための土台となる基盤を構築し、学びの提供価値につながる問題解決をしていきたいと思います。

*本インタビューは2022年11月に行ったものです。