人×デジタルの強みを発揮し、

学びの価値を躍進させたい。


ICT教育サポート課 課長
ICTサポート事業責任者
人材サービス企画
森田 浩充
全国の小中学校のICT支援を行うグループの課長として、ICTサポーターの採用やマネジメント、及び新サービス開発を統括。

指導者が力を発揮できるように、
ベネッセのリソースで教育改革を。

教育の領域に強い関心をもったのは、小学生のサッカーチームで学生コーチをしていた頃からです。保護者や学校の先生と一緒に、子どもたちのことをたびたび話すことがありましたが、先生がとにかく多忙で報われていないと学生ながらに感じていました。先生は子どもの成長と学びを担う重要な仕事なのに、役割の重要性が社会の共通認識になっていない。先生たちが元気に働き、指導者として力を発揮できるしくみが必要だと感じました。

その後、新卒で入社した企業で、教育サービス領域の事業開発を担当する機会がありました。そこでは子どもの教育格差の問題に気づき、小中学生の時期に何をどう学び、どんな指導者に巡り合うかによって、人生が変わると痛感しました。初等教育の時期に、子どもの主体性や個性を伸ばし、子ども同士がお互い学び合うような環境をつくりたい。そんな思いからミライシードの事業に賛同し、参画する意思を固めました。また、ベネッセのリソースの多様さも魅力に感じました。デジタルの進化により、教育ベンチャーが増えましたが、小規模でニッチな領域の企業が多い。教育格差を埋めるためという大きな志のには、社会的な影響力をもって変革推進できる体制も必要だと考えました。

人とデジタルの掛け算で、
教育効果の高い学びを実現していく。

現在はICT支援員の人事と管理、新サービス開発を担当しています。ICT支援員とは、学校現場で教育のICT活用を支援する仕事で、とくにベネッセの「ICTサポート」が重視しているのが「授業支援」の領域です。先生たちは、ICT機器の操作に慣れてきたものの、授業での有効な活用にはまだまだ課題があります。黒板やノートをデバイスに置き換えるだけでは、デジタルを活用する学びの価値は小さい。そこにICT支援員が入り、ミライシードを使った協働学習による活性化や、教科や単元ごとのねらいを深める探求学習が行えるよう、授業設計をサポートします。先生やICT支援員の知見とデジタルツールとが掛け合わせることで、子どもたちが前のめりになるような学びを実現したい。デジタルの強みとを人の力で学びを進化させたい。そんな思いで、教育DXに取り組んでいます。

ベネッセのICT支援員は、全国に900名、3,000校以上の学校を支援してます。今後は学校ごとの支援はもちろん、教科や教室の枠を超えて、社会と繋ぐ新しい学びと実践例を先生方とともに創り、もっと大きな波にしていきたいと考えています。先生と子どもたちが織りなす一つひとつの授業での発見は定性的に見えますが、全国で日々行われている授業の気づきを統合すれば、膨大な定量データにもなります。ベネッセだからこそできる質と量を兼ねそなえた「人×デジタルの学び」のナレッジは、今後の教育の未来を変える力があると感じています。教育格差をなくすために、子どもたちに良質な教育機会を提供し、主体性や協働性を伸ばす。改めてミライシードの価値と使命を感じる毎日です。

新しいアイデアは大歓迎。
変化と挑戦を楽しめる環境です。

ミライシードを企画・運営している小中学校事業部は、大手企業がもつ懐の深さとベンチャー企業のような緊張感があいまって、仕事のやりやすさとおもしろさを感じられると思います。人的リソースなどの投資資源はベンチャー企業ほど制約がなく、必要であれば市場のインパクトにつながる規模感での企画実行が可能です。また100名程度の規模で様々なサービスの企画開発から販売、カスタマーサポート活動まで行っているので、一人ひとりの裁量が大きく、個々のアイデアや起案がとても重要になります。組織は新しい人たちから学ぶ意識があり、メンバーの垣根なく、積極的にいい提案を受け入れ、実践していく気概と寛容さがあります。ちなみに、事業本部長の口癖は、「出る杭は活かす」です(笑)。ICTによる教育変革は発展途上です。スタートアップに参加する気持ちで、一緒に変化と挑戦を楽しめる方の応募をお待ちしています。