2学期に注力したい子ども主体の授業作り4実践
子どもたちの元気な姿が学校に戻ってきた9月。
クラスや学年で、自分の考えを書いたり、ほかの人の考え方を知ったりしながらまとめていく活動は、「オクリンク」「ムーブノート」を使えば簡単に活性化できます。
今月は、そんな実践例を4つご紹介。
活発な意見交流を通して、2学期からはどの活動も自分ごととして捉えられる子が増えてくるとうれしいですね。
【実践1】
意見の共通点や相違点を可視化でき、解決策がまとめられる
クラスでの課題と解決策の話し合いに「オクリンク」を使えば、自分の考えをカードに書き、ボード上で共有することで、子どもたち同士で共通点や相違点を見つけながら分類を行えます。子どもがいろいろな考えが書かれたカードを分類・整理し、キーワードを見つけることで、主体的に解決策をまとめていくことができます。
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【実践2】
読書記録に「オクリンク」を活用。学びの蓄積が見える!
子どもにとってこれまでの学びが目に見えることは、とてもはげみになりますよね。読書記録は蓄積と共有ができる「オクリンク」での管理がおすすめです。プリントのように紛失の心配もなく、本の表紙とともに簡単に記録の更新と保存ができます。どんな本を読んでいるかひと目でわかりますし、ほかの子の読書記録を見ることが刺激になって、今まで手に取らなかったジャンルの本に自ら手を伸ばして読むなど、興味関心の幅も広がっていきます。
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【実践3】
対話を活性化し、クラス全体の「共通解」をつくる活動
道徳のように答えがないテーマは、個々の考えを表したうえで、クラス全体の「共通解」をまとめていくのがなかなか難しいですよね。「ムーブノート」の広場にある「テキスト分析機能」を使えば、カードで提出された意見の中から多くの子に共通する「キーワード」を見つけて、どう思うか投げかけることで議論を広げていけます。同じキーワードでもまったく同じ意見とは限りませんし、子どもたちから出たキーワードを元に議論するため、「なぜそう思うのか」という対話が活性化して、より納得度の高い「共通解」を導き出せます。
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【実践4】
「広場」を分けた共有でクラスを超えた意見交流
2学期は行事が多いからこそ、クラスを超えて意見交流をしませんか? 「ムーブノート」の広場を使用すれば、クラスに関わらず、学年全体で感想や意見の共有が可能です。クラスごとに広場を設定し、各広場をテーマごとにタブ分けして、子どもたちは感想を書いたカードを提出します。クラスを超えて感想を送りあったり、「拍手」をつけたりするなど、いつもよりもっと広い集団での感想共有で、より多くの気づきが得られるのではないでしょうか。これからの学年行事の振り返りなどにもぜひご活用ください。
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いかがでしたか?
「オクリンク」「ムーブノート」の授業実践は「応用操作研修会」にご参加いただくとよりスムーズに実践できます。「応用操作研修会」とは、『子ども主体の授業づくり』をテーマにした新しい研修会です。
たくさんの先生方のご参加をお待ちしております。
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