導入事例
前向きな姿勢を引き出す。
テスト分析からドリル演習まで、
ミライシードでつなぐ
確かな学習サイクル
- 取材
- 徳島県吉野川市立鴨島東中学校 | 勘川先生、宮下先生
- 使用製品
- ドリルパークテストパーク
- 学年
- 全学年
吉野川市立鴨島東中学校では、タブレットの一新と通信環境の改善を機に、ミライシードの活用を開始。通信環境に起因する活用の停滞という課題を克服し、現在は着実な実践を広げています。今回は、テストパークを活用した数学の授業を行った勘川先生と、特別支援学級の担任と英語科教員としてICT推進を支える宮下先生に、導入後の手応えと生徒たちの変化についてお話を伺いました。
導入背景・目的
通信環境の改善を機に、ICT活用による「学びのサイクル」を再構築
宮下先生:

以前は別のソフトを利用していましたが、端末のスペックや通信環境の影響でなかなか活用が広がりませんでした。2ヶ月前にタブレットを一新し、ミライシードを導入したことで、現場の課題が一気に解消されましたね。私が担任をもつ特別支援学級では、鉛筆を使って紙に書くこと自体にハードルを感じる生徒もいますが、タブレットなら操作が直感的なので、学習に取り組むまでの心理的な壁が下がり、自ら進んで端末を開く姿が見られるようになりました。
勘川先生:

数学は積み重ねの教科なので、日々の継続が欠かせません。これまでは紙のプリントを配布していましたが、どうしても作成に手間がかかっていました。ドリルパークなら、授業の理解度を確認するための問題をスピーディーに提示することができます。現在は、家庭学習でも数学に触れる習慣をつけてもらうため、週4日間は端末を持ち帰り、その日に学習した内容の復習に取り組めるよう課題を配信しています。
導入成果
即時フィードバックが生徒の「意欲」と「成功体験」を支える
宮下先生:
英語の授業では、ドリルパークの音声機能が非常に役立っています。ノートでの書き写しだけでは得られない音の刺激があることで、より効果的な定着につながっていると感じています。
また、教師側としては、課題の進捗状況だけでなく生徒が自分の苦手な問題にどれだけ繰り返して取り組んだか、何時ごろ学習したかといった履歴を確認できることも大きいですね。1回で諦めずに正解できるまで取り組んだ、というような生徒の粘り強さや努力の過程が見えるようになりました。こうした視点は、今後の成績評価や、一人ひとりの性格に寄り添った指導のヒントになると感じています。
勘川先生:
今日の授業では、先日実施した紙の実力テストの結果を受け、1学期の学習内容に立ち返り、再度テストパークを使って演習問題に取り組む時間を設けました。
これまでだと、紙のテストを返却した後、「おさらい」のテストを自作しようとすると、作成に時間がかかっていましたが、テストパークなら、必要な問題をピックアップして即座に配信できます。返却から解説、そして定着のための演習。生徒が「できなかった」という悔しさを持っている旬の時期を逃さず、すぐに次のステップへつなげられるのが大きなメリットですね。このスピーディーなサイクルのおかげで、生徒たちの学習意欲も変わってきています。
【授業例】
テスト直後の「意欲」を逃さず、デジタルの即時性で定着をはかる

勘川先生:
本日の授業の狙いは、これまでに学んだ数学の基礎ルールを定着させること。まずは板書を使い、生徒に問いかけながら四則計算や分配法則の基本をおさらいしました。その後、学んだ内容が実際に身についているかを確認するため、テストパークで作成した問題に一斉に取り組みました。
【授業の流れ】
1.板書を使い、正負の数の四則計算や分配法則を復習
2.テストパークで復習内容を踏まえた問題を15問解く(約20分)
※早く終わった生徒はドリルパークで自習
3.採点結果から自分の弱点を確認し、間違えた問題を再度復習
4.残り10分で、正答率が低かった問題を解説
「正解して嬉しい」だけで終わらせず、すぐに自分の弱点と向き合い、学び直す。そのスピード感を大切にしています。テストパークで即時採点された結果から、生徒たちは「自分はどこで間違えたのか」という弱点と向き合います。20分間のテスト中、早く解き終えた生徒には自らドリルパークを開き、苦手な項目を選択して自習に取り組んでもらいました。


授業の最後には、間違いが多かった問題をピックアップして解説。紙のテストでは数日かかっていた「課題の発見」から「弱点の補強」までのプロセスが、1時間の授業の中で完結しました。弱点を確認し、最適な教材を自分で選んで取り組む。こうしたデジタルのスピード感を活かした授業構成により、知識の確実な定着が図られていると感じています。
今後の展望・期待
個別最適な課題設定で、一人ひとりに応じた主体的な学びを
宮下先生:
現在は1年生の生徒に対し家庭学習を定着させている段階ですが、今後はさらに個別最適な学びを深めていきたいと考えています。例えば特別支援学級の生徒に対して、個々の習熟度に合わせた課題を個別に選定して提供したり、子ども自身に選んでもらったりする。
そうしたきめ細やかな活用も、ミライシードなら可能です。「自分に合った課題」を生徒自らが選んで取り組むことで、学習への主体性は少しずつ育まれていくはず。子どもたちの個性を伸ばすための心強いツールとして、この活用の幅をより着実に広げていきたいですね。
勘川先生:
徳島県全体の課題として、知識・技能は身についていても、自ら考えて解決する「思考・判断」の力が弱いという傾向があります。ドリルパークの中にある発展的な問題なども活用しながら、基礎の定着だけでなく、思考力や応用力の向上につなげていきたいです。ICTによって生み出された時間を生徒と向き合う時間に充て、紙とデジタルの良さを組み合わせながら、効率的かつ質の高い授業を追求していきます。
※ページの内容は2025年12月時点の情報です。
使用製品
ドリルパーク個別学習ドリル
個々に合ったレベル・ペースで、知識の確かな定着や
主体的に個人で学ぶ姿勢を支援します。
テストパーク
次の学びにつながるデジタルテスト。
先生方の働き方改革と子どもたちの学力向上を支援します。




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