導入事例

北海道平取町立平取小学校 木田理博校長先生、高橋七美先生
がんばりが見えると、学びは続く
カルテで身につく、
クラスの前向きな学習習慣
取材
北海道平取町立平取小学校 | 木田理博校長先生、高橋七美先生
使用製品
カルテ
学年
全学年

平取町立平取小学校では、これまでミライシードを日々の学習に取り入れながら、先生同士の対話や研修を重ね、子ども一人ひとりの学びを丁寧に見守る取り組みを積み重ねてきました。
そうした実践の中に新しいカルテが加わったことで、ミライシードを通した学びはさらに習慣化され、学習の場面にとどまらず、日々の学校生活の中に自然に根づいています。
本記事では、新しいカルテを日々の実践に取り入れながら、学びが続く学級づくりに取り組んできた高橋先生と子どもたち、そしてその変化を学校全体の視点で見つめてきた木田校長先生にお話を伺いました。

導入成果
自分に合った学びを考える力が一人ひとりに定着し、クラスの中で互いのがんばりを認め合いながら学習を続ける姿が広がっている。

小さな達成を積み重ね、学びを自分のものにしていく

高橋先生:
新しいカルテでは、ワクワクする画面の中で一人ひとりが自由に目標を設定して学習を進めることができます。難しいことから始めなくても、「これならできそう」「少しがんばれば達成できそう」と感じられるものを自分で選び、その結果が画面に表れる。自分の立てた目標や、それに対する達成感の分かりやすさが、子どもたちが学びに向かうきっかけになっていると感じています。
使い始めた頃は、「どうやったらリーフがたまるかな?」「目標、達成できたかな?」と、画面をのぞき込みながら試行錯誤する姿が多く見られました。
一週間の目標やミッションとして、苦手な教科に挑戦する子もいれば、好きな教科を伸ばそうとする子、リーフを貯めることを目的に設定する子もいます。選び方はさまざまですが、どの子も“自分なりの理由”をもって“自分で決めた”学習に向かっています。
私が大切にしているのは、「なぜその目標を選んだか」よりも、「自分で決めて、やりきる」という経験を積み重ねることです。
どんな小さな目標であっても、達成できたという実感が、次の学びへとつながっていく。その積み重ねを、日々の学習の中で支えています。


朝のルーティーンが、学びに向かう習慣の定着を後押し

高橋先生:
新しいカルテの活用で特に手応えを感じているのが、朝の学級ルーティーンです。
月曜日にはクラス全員でその週の目標やミッションを設定し、毎朝、登校後にタブレットを開いてカルテにログインし、今日何をがんばるかを確認する。この流れを繰り返すことで、学びに向かうリズムが少しずつ学級の中に定着してきました。
週のはじめに目標を決め、それを意識しながら取り組むことを続ける中で、「今日は何をがんばる?」と聞いたときに、迷わず答えられる場面が増えてきたと感じています。
“考えて決める”ことが、特別な行為ではなく、日常の一部になってきました。
金曜日には、その週の取り組みをクラスでふりかえり、がんばったことを共有しています。
自分の取り組みだけでなく、友だちのがんばりにも目を向けることで、次の週への意欲につながっていきます。
カルテを開くという小さな行動と、目標設定、ふりかえりの積み重ねが、学習を続けるための大切な時間として学級に根づいてきました。


クラスで取り組むからこそ生まれる認め合いと前向きな学習の空気

高橋先生:
目標やミッションは、子ども一人ひとりに任せきりにせず、簡単な目標であってもクラスみんなで続け、達成を喜ぶ。その積み重ねが、学習に向かう前向きな空気をつくっていると感じています。
こうした取り組みを子どもたちと共有する場面で活用しているのが、先生用カルテの「みんなのがんばり」です。
画面を投影すると、「今、クラスで一番解き直しが多いのはだれ?」「あの子、たくさん取り組んでいるね」といった声が自然と上がります。
子どもたち同士が互いの取り組みに気づき、認め合うきっかけになっていると感じます。
ドリルパークは個別の学習を詳しく見るときに、カルテは学級全体を俯瞰したいときに使っています。カルテではぱっと子どもたちの取り組み状況がわかるので、学校がお休みの期間や家庭での様子もわかって便利です」


日々の学びを見守る、ミライシードの強さ

木田校長先生:
ミライシードを活用した学習への取り組みを、校長の立場からも日常的に見守っています。
カルテが登場してから、カルテ上でリーフやアイテムを多く集めている子の話題も自然と耳に入ってくるようになりました。
その子がどのくらい自習に取り組んでいるかを知りたいときにはドリルパークの学習履歴。授業中の様子についてはオクリンクプラス。日々の目標への取り組みはカルテ。複数の視点から子どもたちの学びを立体的に捉えられる点に、ミライシードの価値を感じています。
また、学校内での取り組みだけでなく、長期休暇や学級閉鎖中の子どもたちの家庭でのがんばりを見守ることができる点も、大きな安心感につながっています。
高橋先生のように、ミライシードの複数のアプリを日常的に活用する先生の姿を見ていると、ミライシード全体としての強さを実感します。


学びの積み重ねをもとに、対話を深めていくこれからの活用

木田校長先生:
カルテに蓄積されていく日々の学びのデータは、今後、面談などの場面でも活用していけると考えています。
その一例として注目しているのが、先生用カルテの機能の一つである、オクリンクプラスの『カード検索』機能です。
子どもの名前を選ぶだけで、その学期に取り組んだ授業のカードが一覧で表示され、一人の学びを一画面で振り返ることができます。
授業ごとに分かれがちな取り組みをひとまとまりとして捉えられることで、保護者とも、その子が積み重ねてきた過程を共有しながら対話できるのではないかと感じています。
通知表の在り方や評価の考え方そのものについても、見直しが進んでいると感じています。
結果だけを見るのではなく、子どもがどのように考え、どんな工夫をしながら学びを積み重ねてきたのか。その過程に目を向け、丁寧に捉えていくことの重要性は、今後ますます高まっていくはずです。
日々の学習の記録や目標への挑戦が自然に蓄積され、必要なときに振り返り、共有できる。そうした学びの過程をつかむためのツールとして、カルテが担う役割は、これからさらに大きくなっていくのではないでしょうか。

※ページの内容は2025年12月時点の情報です。

使用製品

カルテ

ミライシードの学習履歴を活用し、
子どもの自己調整力を育むとともに、先生方の日々の指導と評価を支援します。

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