導入事例

島根県松江市立乃木小学校 嘉戸先生 井上先生
自動採点による時間削減で
解き直しする子どもが増加
理解がより深まる授業展開で
知識の定着率が向上
取材
島根県松江市立乃木小学校 | 嘉戸先生 井上先生
使用製品
ドリルパークテストパーク
学年
小学5年

高学年の理科・社会でテストパークを試行導入し、ドリルパークと併せた効果的な活用による学習サイクルが生まれている松江市立乃木小学校。5年生4クラスの理科を担当されている嘉戸先生、井上先生に、活用メリットをお伺いした。

導入背景・目的
様々な検定試験のCBT化により試行導入したテストパーク
ドリルパークとテストパークの相互活用で生まれた学習サイクル

文部科学省「全国学力・学習状況調査」のCBT化を見据えたこと、また、様々な検定試験がCBTで実施されていることが導入を考えるきっかけとなりました。子どもが早いうちからCBTを経験し、スキルを身につけ、慣れておく必要があると考え、高学年の理科・社会でテストパークを試行導入。まずは、5年生の理科・台風の単元で活用をしてみました。ドリルパークは単元の終盤に台風の問題を配信しておき、朝学習の10分で取り組み、紙のテストに備えます。紙のテストを実施後、次の授業で正答率の低かった問題を解説し、単元の総まとめとしてテストパークを実施します。すぐに返却ができるため、子どもはできなかった問題をノートに解き直し、教員が丸付けをします。丸付け時に教員が気づいた子どもが間違えやすい問題を再び解説し、より理解を深めていくという流れです。

導入成果
テストから復習まで1コマの授業で完結することで、復習にかける時間の量と質が向上

時間をかけずに子どもたちが何度も問題に触れることで知識の定着率がアップ

国語や算数などの中心教科は家庭学習に力を入れていても、理科などは後回しになりがちですが、ドリルパークのおかげで子どもたちが積極的に学習に取り組んでくれるようになりました。自動採点だから短時間で学習が完結するため、朝学習や授業のスキマ時間に積極的に子どもが復習を進めるように。時間をかけずに子どもたちが理科の問題に何度も触れてくれることで、知識の定着率も上がっていると感じます。

自動採点&即時の結果分析が生み出した時間で全体の復習時間を確保し、
個別フォローまで実施可能に

テストパークも自動採点なので子どもに返却するスピードが紙のテストより速いことはもちろんですが、テスト後の復習にかける時間の量と質が圧倒的に向上しました。紙のテストでは、全体採点の後に1枚1枚テスト用紙をめくってどの問題を間違っている子どもが多いのかというチェックに時間がかかっていましたが、テストパークでは、先生の端末画面でクラス全員分の解答状況や問題ごとの正答率が表示されるため、手間なく、解説すべき問題が分かり、非常に助かっています。テストの実施~全体での復習までコンパクトに実施できることで、自分が間違えた問題を個別に復習できる時間も増えました。できなかった問題のポイントをノートに復習する子どももいれば、きちんと理解できているか不安な問題の確認、ドリルパークで応用問題に取り組む子どももいます。復習したノートは全て確認しているため、正答率だけでは見えなかった課題に気づき、追加で全体に解説もできています。


テストパークを始めてから「理科が得意になった!」と言いに来た子どももいて、効率的な進め方で理解をより深めることができる授業展開を実施できていることを私たちも実感しています。“できなくてくやしい”と意欲の高いうちに振り返りをする時間を確保することが、子どもたちの学習が継続するポイントです。これからもドリルパークとテストパークの相互活用で生まれた学習サイクルを続けていこうと思います。



   

   

     

※ページの内容は2025年7月時点の情報です。

使用製品

ドリルパーク個別学習ドリル

個々に合ったレベル・ペースで、知識の確かな定着や
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テストパーク

次の学びにつながるデジタルテスト。
先生方の働き方改革と子どもたちの学力向上を支援します。

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