導入事例

川根本町立三ツ星学園 松下 和磨 先生
若手からベテランまで
数値を根拠とした指導を実現
取材
川根本町立三ツ星学園 | 松下 和磨 先生
使用製品
まるぐランド
学年
全学年

導入成果
経験値に依存しない指導ができる先生を支援するツール

チェックテスト結果が裏付ける指導の根拠

「教員歴数年の中で得てきた“子どもを見立てる力”や“指導の経験値”が、『まるぐランド』のチェックテスト結果で証明された」というのが使ってみて最初に感じたことです。子どもたちは毎年、もっと言えば毎日変わります。気になった行動をとる児童について、普段の様子の見取りだけでなく、「まるぐランド」のチェックテスト結果を都度確認することで、なんとなく抱いていた違和感が腑に落ちることが多くあります。チェックテスト結果で児童の読み書きのつまずきや認知特性の強み・弱みを知ることで、より深く、その児童の行動の背景を考察したり、指導の参考にしたりすることができています。

若手先生の指導にも有効

研修主任として、校内の先生方から「集中力がない児童がいる」「指示が伝わらないことが多い」「友達との会話内容についていけない様子がある」など、授業についての相談を受けることが多くあります。その際も、チェックテスト結果を一緒に見ながら、その児童の特性をより深く理解し、アドバイスすることができるようにもなりました。実際に、イラストや文字で視覚に訴える個別フォローのツールを用意したこともありました。教員の勘や憶測だけでなく、数値結果からも理解することで、より児童にあった指導を考えられると感じています。

児童の「強みを活かす」。指導観への影響

自分自身、若いころは子どもたちのダメなことを注意する指導をしがちでした。しかし、「まるぐランド」は児童の特性の良いところを活かして学習を進める方法を結果コメントのなかで提案してくれています。この「児童の強みを活かす」という考え方は、先生方の指導観にも影響を与えてくれるのではないかと思っています。例えば、なかなか漢字を覚えられない子に対して、反復して何度も書かせるのではなく、イラストを用意するといった苦手なことを続けさせない学習方法を先生から提案できるようになっています。これまでの児童の見取りとチェックテスト結果とが一致したり、新たな指導方法にトライしてみたりすることで、先生方の自信につながっていると感じています。

ドリルパークとまるぐランドを目的に応じて使い分ける

本校では1~6年で「まるぐランド」を利用しています。はじめは高学年の児童にはやや易しい印象を持っていました。しかし、使っていくうちに、基本的な知識・技能を定着させたいときはドリルパーク、学ぶ楽しさや読み書きの基礎を身につけさせたいときはまるぐランド、と目的に応じて使い分けることで、学習のメリハリができているように思います。ドリルパーク・まるぐランドの両方があることで、学習に前向きでない児童も含め指導ができると感じています。


※ページの内容は2025年1月時点の情報です。

使用製品

まるぐランド

読み書き・認知特性の基礎スキルを測り、児童一人ひとりの特性に合わせた「学びかた」を提供することで児童に自信をつけていくことができるICT学習サービスです。

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