導入事例
くり返しながら学びが進む
理想の授業を形に
- 取材
- 愛知県安城市立安城北部小学校 | 武田 匠平先生
- 使用製品
- ドリルパークオクリンクプラステストパーク
- 学年
- 小学5年生
現在モニター校として「ミライシード」と「ICTサポートオンライン」を活用いただいている安城市立安城北部小学校。情報主任の武田先生は、ご自身が思い描く授業を実現するため、積極的にICTを取り入れ、授業づくりを工夫されています。今回は、武田先生がめざす学びの形と「ミライシード」の活かし方、そして先生の授業づくりをバックアップする「ICTサポートオンライン」の存在について伺いました。
導入背景・目的
「オクリンクプラス」であれば、「自分がつくりたい授業」に近づけると感じた

武田先生
これまで使っていたアプリケーションは発表や資料づくりとして使うことが多く、協働学習という点ではもう一歩足りない、ICTの「C(コミュニケーション)」の部分が足りない使い方をしていました。
ミライシードの「オクリンクプラス」であれば、ボードやカード、思考ツールなど、使い方の自由度が高く、協働学習の土台がつくりやすい。自分が授業で実現したいことに近いと感じて、ぜひ活用してみたいと手を挙げたのです。
導入成果
他者の意見や考えを知ることが、新たな発見や気づきにつながっていく

武田先生
「オクリンクプラス」では、みんなの考えをタブレット上で見ながら評価しあい、もらった意見から自分の考えを見返して、また新しい発見をして…と、協働学習と個人学習をくり返しながら、学びを進めていけるのが魅力です。
これまでは、ひとつのテーマしか話し合えなかったところを、「オクリンクプラス」では、ボードを分けたり、空間を分けたりできるので、複数のテーマを扱うことができ、分類したり関連付けしたりもしやすいです。
自分がめざす授業の方向性と、子どもたちが同じ方向を向いて授業ができていると感じます。
●授業例―目的に合った「みそ汁」のレシピを考えよう
5年生 家庭科
「オクリンクプラス」で配布されたカードで、まずは個人で目的に合ったみそ汁の具材案を考案。
その後、グループに分かれて話し合いながら、レシピを完成させていく。
みんなのレシピ案をボード上で一覧することで気づきが増え、自分の考えをより深めることができる。
実現したい授業を「よりよい形」へと広げてくれる、「ICTサポートオンライン」の存在

武田先生
「こんな授業をしたい」というイメージはあっても、忙しくて情報を調べきれない中、「ICTサポートオンライン」に相談すれば、イメージに近い授業実践事例や、アプリの機能などを教えてくれます。また、想定している授業の進行に合わせて、子ども側のカード編集や並び替えを制限する等、細かい機能の使いこなしについてアドバイスをいただくことも。
サポータさんからのアドバイスを活かすことで、協働して考えを広げてほしい場面、自分でじっくり気づきを深めてほしい場面など、それぞれの場面に集中して取り組むことができていました。「ICTサポートオンライン」は、「すぐに相談できて授業を一緒に考えてくれる」、そして、「めざす授業をよりよい形に広げてくれる」強い味方。日時が固定される訪問型とはちがい、オンラインだからこそ、聞きたい時に聞くことができ、とても助かっています。
●授業例―サポータがオンラインで実施 「はじめてのオクリンクプラス」授業
1・2年生
低学年の児童たちもスムーズに「オクリンクプラス」を活用できるよう、ベネッセのICTサポータがオンラインで登場。
基本的な進行や説明はサポータが進めるので、先生はクラスを巡回しながら、フォローが必要な児童に集中できる。
ライブモニタリング機能で、オンラインでも的確に子どもたちの状況を把握してサポートすることが可能に。
子どもたちの「もっとやりたい!」を引き出す、デジタルドリル「ドリルパーク」
武田先生
授業の中でまとめ問題を解き終わって、「もっと問題を解きたい!」という子どもたちは、ミライシードのデジタルドリル「ドリルパーク」に取り組んでいます。もともと導入されていたデジタルドリルは、子どもたちがやる気になる工夫が少なく、選択式の問題のみだったので、これまではほとんど使っていませんでした。しかし、ミライシードのデジタルドリル「ドリルパーク」をモニター利用してみたところ、操作性がよく、子どもたちにとって使いやすいことに加えて、正解するたびにポイントがたまっていくなど、子どもたちのやる気を引き出す工夫もいっぱい。問題も選択式だけでなく、書き込み式の問題もあり、漢字なども書き順まで細かく確認できるので、力を伸ばせると感じます。授業の中だけでなく、朝学習として活用することもあります。
今後の展望・期待
全校が同じ水準でICTを活用できるよう、推進・定着させていきたい
武田先生
もちろんICT活用や情報活用に慣れている先生・不慣れな先生がいますが、不慣れな先生でも「ここまではできるように」というステップを設けていきたいです。「ICTサポートオンライン」の力も借りながら、全校で同じ水準のICT活用・情報活用能力の土台をつくりたい。そしてしっかり次の年度にも引き継いで、定着していけるよう、取り組んでいきたいと考えています。
※ページの内容は2025年8月時点の情報です。
使用製品
ドリルパーク個別学習ドリル
個々に合ったレベル・ペースで、知識の確かな定着や
主体的に個人で学ぶ姿勢を支援します。
オクリンクプラス
個人思考と共同作業の自由な行き来により
子ども同士が対話し、主体的に学んでいく授業運営を支援。
テストパーク
次の学びにつながるデジタルテスト。
先生方の働き方改革と子どもたちの学力向上を支援します。










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