導入事例
- 取材
- 香川県善通寺市立竜川小学校
- 使用製品
- ドリルパーク
- 学年
- 2,4,5年生
善通寺市にある竜川小学校では毎朝10分の朝学習「竜っ子タイム」を実施。月曜木曜は読書の時間とし、それ以外の曜日ではドリルパークを使って基礎力育成を図っている。研究主任の髙木先生、2年生担任の美濃先生、4年生担任の大木先生、5年生担任の滝井先生にその実践を伺った。
導入成果
学年に合わせた使い方で基礎力を積み上げる
ドリルパークを使用し始めたタイミングで、朝の学習時間で活用することを決め、今年度で2年目になります。週に3回10分、それぞれの学年で工夫しながら取り組みを進めています。(髙木先生)
4年生、5年生では、その日の朝学習時間で取り組む内容を子どもたちに任せています。今習っている範囲に挑戦する子、前単元の復習をする子。教科も範囲もそれぞれですが、自分で考えながら選択ができているようです。また、朝学習時間以外でも、授業の冒頭で前時の復習をする際にもドリルパークを使っています。4年生の国語の授業では、前回の単元の復習として「つなぎ言葉のはたらき」の単元をドリルパークで課題配信し、子どもたちはその課題を15分ほど取り組んでいます。先生はリアルタイム進捗画面で子どもたちの理解度を確認しながら、取り組みが進んでいない子どもに声をかけています。(大木先生、滝井先生)
2年生では国語・算数を使用しています。算数は朝学習時間以外にも単元が終わったテスト前のタイミングで使用し、授業内で習った範囲がきちんと理解できているかを確認しています。低学年では特にポイントがたまっていく様子が子どもたちのやる気の源泉になっているようですね。うれしいからやる気が続く、その結果として基礎力が少しずつ積み上がっている様子が見てとれます。(美濃先生)
間違いを恐れない、間違ったあとの行動にこだわる
学校の方針として、間違ってもいいからとにかく解答をしよう、間違っていたら解説を読んで考えればいいから大丈夫だよと、普段から呼びかけています。主体的な学習態度を少しずつ身につけてほしいという意図です。これはテストでもデジタルドリルでも紙のプリントでも同じです。難しい問題が出てきても無解答にはしない。何かを考えてアウトプットすることが大切、そしてたとえ間違っても解説を見て理解し、再度解き直す。ここまでがワンセットです。
朝学習時間の積み重ねもあってか、必ず解答、間違えたらその場で解き直すというサイクルが子どもたちに浸透しているようです。デジタルドリルでは正答かそうでないか、またわかりやすい解説がすぐに画面表示されるため、その場で理解し直すことができる。解き直しまでがスムーズに進むため、このサイクルが徐々に定着しているように感じます。
今後の展望・期待
ドリルの結果を子どもたちの成長を測る材料にしたい
課題配信された内容に対して、子どもたちの正答状況やかかった時間を確認し、あまりに時間が短い児童にはその場で声をかけるなど指導にも反映しています。今後はさらに、子どもたちの基礎力がどれくらい積み上がっているのか、検証するための材料としてもドリルパークの結果を活用していきたいと考えています。
※ページの内容は2024年7月時点の情報です。
使用製品
ドリルパーク個別学習ドリル
個々に合ったレベル・ペースで、知識の確かな定着や
主体的に個人で学ぶ姿勢を支援します。