導入事例

目的とした取り組みを
単元理解の引き上げにもつなげる
- 取材
- 新潟県新潟市立濁川中学校 | 石川 大先生
- 使用製品
- ドリルパーク
- 学年
- 全学年
自身を成長させるために必要な学び向かわること目標とする新潟県新潟市立濁川中学校。生徒の自己調整を引き上げるために「ドリルパーク」を活用しているGIGA/ICT担当の石川 大先生にお話を伺いました。
導入背景・目的
積み上げ型の数学
学力をひきあげるために自己調整を引き上げていきたい
石川先生
私は数学を担当しており、前任校のころからドリルパークを活用した取り組みを行っていました。この取り組みを始めたきっかけは、生徒たちが自分の理解度を把握できないのではないかという課題意識からです。
数学は小学校からの積み上げ型の教科であり、中学校では生徒の学習定着度に大きな差が見られます。そのため、新しい単元を始める前に、生徒自身が関連する単元の理解度を把握し、自己調整しながら学びを進めることが大切ではないかと考えました。
紙のプリントを使ったテストも可能ですが、できれば手間をかけずに授業の冒頭で簡単に取り組ませたいと考えた時に、「ドリルパーク」がその目的にぴったりだと考え、活用を始めました。
導入成果
生徒の理解度を確認する「レディネステスト」としても役立つ
石川先生
取り組みには課題配信が不可欠。配信は手軽で、出題したい問題を選ぶだけ。採点や回収も不要で即座に結果が教員にも生徒にもわかります。 生徒は、単元の初めのドリルパークの結果から、自分の弱点つまり自分の現在位置を把握します。そして、現在位置とその単元の学習目標から学習計画を立てることを促します。また、基本事項が終わったところの課題配信で、目標に向けての学習計画の調整も行います。教員は結果に応じてアドバイスを行い、生徒は学習計画の変更の有無を考えていきます。
ドリルパークを活用することで、客観的に自分の状況を見つめることができ、目標を立てることもできるようになり、その中で「やったらできた」「やってできる」という実感も持つようになっています。自分でやるべきことを決める自己調整力が生徒たちの中に育まれていると感じています。
今後の展望・期待
生徒の理解度に応じて授業内容を調整し、授業の改善にもつなげる
石川先生
ドリルパークの学習ログも蓄積されるので、授業作りのヒントとして非常に役立ちます。また、教員は結果(生徒の理解度)に応じて、その授業の学習内容を即座に変更することができますし、復習がたりないときには復習の宿題を増やすこともできます。「ドリルパーク」は生徒の理解度を確認する「レディネステスト」としても役立つと感じています。 ドリルパークの活用を通じて、生徒の学びの自己調整力を高めると同時に、教師自身の授業作りの調整力も向上させていきたいと考えています。
※ページの内容は2025年1月時点の情報です。
使用製品
ドリルパーク個別学習ドリル
個々に合ったレベル・ペースで、知識の確かな定着や
主体的に個人で学ぶ姿勢を支援します。