導入事例

千葉県流山市立小山小学校 羽田 優先生、山本雅人先生
テストと
校務支援システムの
一体化で 業務効率化と
教育の質の向上をめざす
取材
千葉県流山市立小山小学校
使用製品
テストパーク
学年
全学年

児童数1700名の大規模校でICT端末の高い利用率を実現している流山市立小山小学校。校内の業務改革に向けてミライシード「テストパーク」と校務支援システム「C4th」を連携する取り組みを試験的に実施。
「テストパーク」を使いICT端末上でテストを実施。テストは自動採点され、即時に一覧化。一覧化されたデータを校務支援システム「C4th」に取り込むことで、テストの結果を業務負担少なく成績処理や成績帳票出力につなげることを可能にする取り組みです。
実施で感じられたメリットと今後の展望を校内のICT活用を推進する羽田 優先生と山本雅人先生にお伺いしました。

導入成果
約1時間かかった「テスト」に付随する業務が10分に短縮
時間を効率化しつつテストの正確性・公平性も向上


羽田先生
私は今まで、採点して、採点結果を一つの表にまとめて、その表を見ながら校務支援システム「C4th」に入力するという手順でテストを行っていました。
そこにまず「テストパーク」が入ることで、丸つけと採点結果の集計がなくなるので「すごくいい」のひと言につきますね。
今回は試験的な実施ということで、「テストパーク」から出力した得点結果を「C4th」用のフォーマットにコピーしてから取り込むという作業があって、そこは確かに少し手間がかかるかなと思いましたが、それでも採点して、採点結果をまとめるという作業がなくなっていたので、業務時間はかなり短縮されると感じました。
また、時間効率もですが、「テストパーク」を利用することで採点ミスも減り、時間効率とテストの正確性の向上に役立つと思いました。

山本先生
私は、採点に時間をかける方なので、1つのテストに対して、採点だけで40分。そこから採点結果をまとめて「C4th」に入力してとなるので、1つのテストに対して1時間くらい時間がかかっていました。それが取り込む作業があったとしても10分程度で終わる。残った時間を子ども達と対話する時間に変えることができると思うと、業務効率を越えた、とてもよい仕組みだと感じました。

テスト結果を子どもが「熱い」うちに返却
学力向上につなげる

羽田先生
「テストパーク」を使ったテストに対する子ども達の反応も非常によく、テストを行うことに対して明るい表情を見せます。従来のテストに対するネガティブなイメージが払拭され、テストを楽しんで取り組む姿が見られました。


山本先生
「テストパーク」の問題は易しいものから難しいものまで充実していて、子どもの理解度を測れるものになっていると感じました。そして、そのテスト結果を採点の手間をかけずに子ども達に返せて、テストが終わった一番熱いタイミングで復習しようねと声かけできることにもよさを感じています。
小学校のテストで最も重要なのは、子ども達が自分の理解度を把握することだと思います。テストが終わった後に、理解できなかった部分をすぐに確認し、復習できる「テストパーク」は、子どもたちの学力向上に役立つと感じました。

今後の展望・期待
「テストパーク」と「C4th」連携で生まれる安心感と余裕
子どもたちに還元していきたい

山本先生
テストが終わるごとにテスト結果の管理表をつくっていますが、この仕組みならそれをつくらなくてもよくなることもいいと思います。「テストパーク」から自動で「C4th」に記録をつないでくれ、テスト結果の管理も減り、意識しなくてもバックアップを取ってくれることは情報管理の視点でもとても心強いですね。

羽田先生
試験的な今回のやり方でも十分業務が効率化されることを感じましたが、これが今後、「テストパーク」からクリック一つで「C4th」に連携されるようになるとのこと。 そうなるともっと時間にも気持ちにも余裕が持てると思います。残った時間は次の日の授業を考える時間に充てていきたいですね。業務効率化で生まれた余裕は子ども達に還元できるのが一番だと思います。


※ページの内容は2024年12月時点の情報です。

使用製品

テストパーク

次の学びにつながるデジタルテスト。
先生方の働き方改革と子どもたちの学力向上を支援します。

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