音楽交流会で学校をこえた感想の共有
加藤先生から一言:
コロナで中止になった「場」の音楽交流会を、ムーブノートを使って動画、メッセージの送り合いで「交流会」を実現しました。
活用場面・活用背景
学校外の児童との交流で認め合い、やる気アップ
学区内の同じ中学に通学予定の学校の6年生同士で交流することで、中学生活の不安を少しでも解消しようと思い、「場」の交流が中止になった音楽交流会をムーブノート上で実施しました。
How to
それぞれが演奏した動画を見て、感想や気づきを送り合う
演奏の動画を別ツールでアップし、発行されたURLをムーブノート上に貼り付け送り合います。
事前に動画の長さや内容などを学校間で決めておくと、スムーズです。
「広場」にメッセージを送るための学校ごとのタブを作ります。
学校ごとのタブを作成
「みんなの広場」を「広場1、2、3」は「西山口小学校1組、2組、3組」、「広場4、5、6、7」は「掛川第一小学校雪、月、花、星」のように割り当てます。例えば掛川第一小学校雪組の児童は、「広場4」から、他の学校にメッセージを送るようにします。このようにするとクラスごとに提出できるので、複数の学校、クラスとの交流もわかりやすくメッセージを送り合うことが可能です。
「みんなの広場」を学校ごとに割り当てる
学校ごとに動画を見て、今回は以下のどちらかの方式でメッセージを書きムーブノートに投稿します。
・ムーブノートに直接書く
・紙に書いて教師が撮影してムーブノートに投稿する
それぞれの学校や児童の状況にあわせて、メッセージの投稿の方式は自由にしました。
ムーブノートに送ったメッセージ例
メッセージを送り合ったら、クラスごとにメッセージを確認します。メッセージを読むための時間を確保するのも大事です。自分たちのほめてもらえたところなどを読ませました。「拍手」はつけたい人はつけるように指示しました。
取り組みの結果
知り合い認め合えることで、中学生活がより楽しみに
児童は他校の児童と交流できることにとにかく驚き、感動していました。今回は同じ中学に入学予定の児童たちと交流することを目的としていたので、お互いのパフォーマンスを認め合い、ほめ合い、中学生活がより楽しみなものになっていて成功だったと思います。学校ごとに状況が異なるので、事前に担当教員間で具体的に取り組み内容をすり合わせておくことが大事だと実感しました。