クラスを越えた学習の振り返りで 自主学習を改善
漢字テストの振り返り
掛川市立第一小学校 加藤大補先生
加藤先生から一言:
毎日の宿題の中で子ども自身が分析を繰り返したり、ムーブノートで見ることのできる文章をまねしたりすることで、文章力も上がっていきます。
活用場面・活用背景
自分で実践した毎日の学び方を振り返る
単元末の大きな漢字テストにむけて、学年全体で「計画→テスト→分析→練習」という改善サイクルを回す『けテぶれ学習法』※を毎日実施。この初めての試みを、ムーブノートで振り返ることで、クラスを越えた交流ができるのではないかと考えました。
※KADOKAWA『マンガでわかる けテぶれ学習法』(著者/葛原祥太、マンガ/雛川まつり)に掲載されている学習法です。
How to
勉強法に関する振り返りをオープンに
これまでは「ここからここまでやりなさい」と先生から児童に指定していたテスト対策を、テスト範囲とテスト日のみ伝え、毎日自分で「計画→分析→練習」をするという『けテぶれ学習法』に変更しました。
ゴールにしていた漢字テストの返却時に、『テストの結果をどう思ったか?』『うまくいったところ』『どういうところで間違えたか』『今後どうしたいか』などをカードに書いて広場に提出します。(クラスごとに広場を分け指定しておく)*クラスやグループごとに広場を指定して活動する方法はこちらから(ご説明1分動画)
先生の用意した振り返りカード
クラスで広場分け
クラス内での交流はもちろん、クラスを越えることでユニークなやり方や参考にしたい方法を複数見つけることができます。「いいな」「まねしたいな」と思うカードには拍手をつけ、自分のやり方に取り入れ今日からの学習につなげていきます。
児童の振り返りコメント
取り組みの結果
多様なやり方に触れるチャンスに
テスト結果を返却された直後に客観的に振り返り、同じものに取り組んでいる多数の友だちのやり方や気づきをオープンにすることで、発見だけでなく共感や刺激があり、次のアクションが生まれていきます。