子どもたちがお互いを知り認めあえる2実践
6月は年度当初に比べて子どもたち同士の関係もできてきた頃かと思います。4月の緊張感は薄れ、自分を出せるようになってくると、友だちとの意見が対立する場面も出てきます。そんなときお互いのことや考え方の違いを知り、安心して意見が言えるような場をつくる、ミライシード実践を2つご紹介します。
【事例1】ムーブノートの「選択肢集計機能」なら個々の意見や本音が見える
クラス全員に意見を問う場面では、挙手をさせてもいつも同じ子しか発言しない、周りの反応を気にして本音が言えないなど、なかなか個々の意見を引き出すのが難しいのではないでしょうか? ムーブノートの「選択肢集計」なら、設定したテーマについて「そう思う」「そう思わない」「その他」といった選択肢で子どもが回答した結果を、教員は一瞬で集計し、クラスに共有することができます。選択肢のほかフリーアンサー欄を設けることで、なぜその回答を選んだかの理由や、悩んだけれどこちらを選んだといった子ども独自の意見も表せます。子ども一人ひとりが自分の考えを出せ、お互いの考え方の違いを知ることができる活動が実現します。(活用事例記事はこちら)
【事例2】オクリンクでカードを送り合い、お互いのよいところを伝える
お互いのことを知っているようで、まだ知らない面も多いこの時期。それぞれの個性を知る活動には、オクリンクがオススメです。「自分の好きなこと」「変えたいと思っていること」といったカードを用意し、クラスメイトに自分のことを書いてもらいます。また、「自分から見た○○さんのよいところ」をカードに書いて送り合います。面と向かっては照れくさいほめ言葉も、オクリンクを介してなら素直に気持ちを伝えられます。自分で思う長所・短所だけでなく、周りの人から見た自分のよいところを知ると自己肯定感が高まり、嬉しい気持ちになれる、そんな有意義な活動ができます。(活用事例記事はこちら)