ミライシード

導入事例

東京都中野区立明和中学校 内藤 響先生
「静まり返った教室」から「対話のある学び」へ。
ミライシードオールインワン活用が導く
中学校理科の実践
取材
東京都中野区立明和中学校 | 内藤 響先生
使用製品
ドリルパークカルテオクリンクプラステストパーク

「一斉授業では、どうしても理解の早い生徒に合わせて進んでしまう。生徒が自ら問いを持ち、理科の面白さに自分で気づきながら主体的に学習を進めてほしい」という思いから単元内自由進度学習に取り組み始めた中野区立明和中学校の内藤先生。 「地震火山」「天気」に続き、3回目の実践となる「電気」の単元では、ミライシードの4つの機能(ドリルパーク・オクリンクプラス・テストパーク・カルテ)をフル活用する「オールインワン」の授業スタイルを確立されました。 かつて直面した「個で完結してしまう」という課題を乗り越え、生徒が計画的に、かつ協働的に学びを進めるために、それぞれのアプリがどのような役割を果たしているのか。その実践の全貌をうかがいました。

導入背景・目的
「個」の集中と「集団」の意義。
3度目の挑戦で見つけた、自由進度学習の在り方

内藤先生:

最初「地震火山」の単元で自由進度学習を行いましたが、当初は「個人の進度」を重視するあまり、教室が物音ひとつしない状態になってしまうことがありました。集中しているのは良いことですが、「せっかく学校に来ているのに、これでいいのか?」という迷いもありました。 そこで2回目となる今回の「天気」の単元では、あえて「自由な場所でOK」「先生・友達に質問OK」というルールを設けました。わからない時に友達や私にすぐに聞ける環境を作ることで、学校という場の強みである「学び合い」を取り戻したかったのです。また、理科、特に物理分野は繰り返し試したくなる実験も多いため自由進度に向いています。ただ、知識技能に偏った外部教材だけでは「思考・判断・表現」まで深めるのが難しい。そこで、複数のアプリと自作プリントを組み合わせ、計画立てから評価までを一元的に行うスタイルに行き着きました。

導入成果
「実験して終わり」にさせない。
提出BOXによるフィードバックが、学びの質を高める

内藤先生:

授業では、目標設定から学習、そしてフィードバックまでを『オクリンクプラス』で一元的に行っています。毎時間、まず生徒が「今日の目標」を立て、アップデートされて便利になった表機能に入力することから始まります。その後は、私が用意した資料やリンク集をもとに学習を進めます。


特にこだわっているのが「フィードバック」のサイクルです。 生徒はオクリンクプラス上の課題プリントに取り組んだ後、「提出BOX」へ提出します。私は授業中にそれを確認し、丸付けをして、コメントやスタンプを添えて返却します。自由進度学習において、この「個へのフィードバック」ができる機能は本当にありがたいですね。生徒は返却されたものを見て、自分の理解度を確認し、合格を目指して再度取り組んで再提出をしたり、次の学習へ活かしたりすることができます。この『提出・添削・返却・再提出』のサイクルがすべて画面上で完結するため、生徒が提出のために列を作ったり、教員が返却のために生徒を探したりといった物理的なタイムロスが一切ありません。サイクルをスピード感をもって回すことで、生徒は返却されたものをすぐ次の学習に活かし、納得いくまで粘り強く課題に取り組むようになりました。また、全体の提出状況や進捗がリアルタイムに可視化されるため、フォローが必要な生徒をいち早く察知し、適切なタイミングで個別の支援を行うこともできます。


また、実験を「やって楽しかった」で終わらせない工夫もしています。実験の様子をカメラで撮影し、オクリンクプラスのカードに貼り付け、そこに「気づき」を記入させて提出させます。これにより、生徒の思考のプロセスが可視化され、より深い学びへとつなげています。



提出スピード向上という「うれしい悲鳴」。

普段点数が取れない生徒に起きた変化


内藤先生:

今回の取り組みで嬉しい変化としては、生徒のプリントを提出するスピードが格段に上がったことです。以前よりも意欲的な生徒が増え、授業中に私の採点が追いつかなくなるほどです。自由進度学習についてのアンケートでも「目標達成のためにやるべきことができた」と答えた生徒が半数を超え、テストの点数についても、全体平均は大きく変わらないものの、普段なかなか結果に結びつかなかった生徒が点数を伸ばすケースが見られました。4つのアプリを使い分けることで、生徒一人ひとりに合った学びのペースや意欲を引き出せたのだと感じています。

 



「計画性」や「調整力」を評価する。

データが示す生徒の努力と、テストへの自信


内藤先生:

知識の定着と評価には、その他の3つのアプリが活躍しています。 『ドリルパーク』は、基礎基本の確認だけでなく、テスト前の「学習調整の道具」として重要です。「いつ提出したか」「解き直しをしたか」という履歴が残るため、単にやったかどうかだけでなく、「計画的に調整しながら学習に取り組めているか」という主体性に関わる評価に活用しています。また『カルテ』の「ごほうび機能(ガチャ)」を楽しみに学習を進め、ガチャをほぼ引き終わってしまった生徒もいるほどです。

そして単元の総仕上げには『テストパーク』を活用しています。自動採点で即座に結果がわかるため、生徒自身がその場で定着度を確認できますし、教員としても採点業務が効率化され、その分、つまずいている生徒への個別指導や実験のサポートに時間を割けるようになりました。

今後の展望・期待
個々の学び採点の効率化で生まれた時間を、つまずいている生徒へのサポートの時間へ

内藤先生:

4つのアプリをオールインワンで使うことで、私の役割も変わりました。知識を教える時間は減り、代わりに、つまずいている生徒に個別に説明したり、一緒に実験をしたりする時間が増えました。 今後は、単元末の振り返りも充実させたいです。また、保護者面談などで学習ログを見せられるようになれば、「学校でこれだけ頑張っている」ということが可視化され、家庭学習等と連携した、連続した学びの実現が図られるのではないかと期待しています。

※ページの内容は2026年2月時点の情報です。

使用製品

ドリルパーク個別学習ドリル

個々に合ったレベル・ペースで、知識の確かな定着や
主体的に個人で学ぶ姿勢を支援します。

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カルテ

ミライシードの学習履歴を活用し、
子どもの自己調整力を育むとともに、先生方の日々の指導と評価を支援します。

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オクリンクプラス

個人思考と共同作業の自由な行き来により
子ども同士が対話し、主体的に学んでいく授業運営を支援。

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テストパーク

次の学びにつながるデジタルテスト。
先生方の働き方改革と子どもたちの学力向上を支援します。

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