ミライシード

導入事例

千葉県印西市立木刈中学校 榎澤 崇宏 先生(教頭)、川村 渉 先生(教務主任)
授業冒頭の「ウォーミングアップ」から
家庭学習まで!
ドリルパークで広がる新しい学びのカタチ
取材
千葉県印西市立木刈中学校 | 榎澤 崇宏 先生(教頭)、川村 渉 先生(教務主任)
使用製品
ドリルパーク

千葉県のニュータウン地区に位置する印西市立木刈中学校では、全学年でiPadを導入しています 。これに伴い、従来の「紙のワークブック」に代わる新たな学習の柱として、ミライシードの「ドリルパーク」を中心としたデジタル教材の活用が広がっています。
今回は、教頭の榎澤先生(社会科)と教務主任の川村先生(理科)に、授業内・授業外におけるそれぞれの具体的な活用方法や、導入によって生まれた変化についてお話を伺いました。

導入背景・目的
紙のワーク廃止から始まったデジタルへの移行

木刈中学校は、全体的に学習意欲が高い生徒が多い一方で、生徒数が多いために勉強を苦手とする層も一定数存在するという、多様な学習ニーズを抱える学校です。

このような環境の中、同校の社会科では前年度までの学校方針もあり、これまで使用していた「紙のワークブック」の購入を2026年度よりやめています。その背景について、榎澤先生は次のように語ります。

「本校の社会科では、紙のワークを使用していません。ミライシードのような学習支援ソフトがあれば、十分な問題量があり学習に取り組むことができるため、紙のワークではなくデジタルを活用しようという判断を行いました。」

また、理科を担当する川村先生も、過去にも学習支援ツールを使用した経験があり、それぞれのツールの良さを理解しつつも、学校全体、そして若手教員まで含めて如何にスムーズにICT活用を定着させるかという課題を意識していました。川村先生はまずは自身が「授業」でドリルパークを活用することからスタートされています。


授業外の「宿題配信」と授業内の「ウォーミングアップ」で使い分ける工夫

木刈中学校での活用の特徴は、先生方の担当教科の特性や授業スタイルに合わせて、ドリルパークを「授業外(家庭学習)」と「授業内」という異なるアプローチで幅広く活用している点にあります。


― 1. 【授業外の活用】社会科:単元の区切りで宿題配信し、個別に伴走

 榎澤先生の社会科では、ドリルパークを主に「授業外(家庭学習)」のツールとして位置づけています 。


●配信のタイミングと量:毎時間ではなく、教科書の一つの「節」など、ある程度まとまった内容が終わるタイミングで配信を行います。問題数が多すぎる場合は、生徒の負担を考慮して小分けにして分割配信する工夫をしています。

●先生による伴走と声かけ:ドリルパークの結果をそのまま成績の直接的な点数評価にはしていません。あくまで学力をつけるための積み重ねとして位置づけ、宿題を出した次の授業時に管理画面で進捗状況を確認。取り組みが滞っている生徒には個別に話を聞くなど、教員が優しく背中を押してあげる伴走を心がけています。


「ドリルパークでは『今日はこれを配信したから、ここをやっておきましょう』とピンポイントで課題を指定して送れるので、生徒たちも迷わずに取り組むことができます。」(榎澤先生)


― 2. 【授業内の活用】理科:授業冒頭5〜10分で「ウォーミングアップ」

一方、川村先生の理科では、ドリルパークを「授業内」でのみ使用しています。


●授業への気持ちを作るウォーミングアップ:授業が始まると同時に、生徒たちはiPadを開いてドリルパークに取り組みます。前回の授業内容や、少し記憶が薄れてきた頃の過去の単元を振り返るために、5〜10分程度の短い時間でドリルパークに取り組みます。
●必要な時に取り組む、という柔軟な活用:授業時間に余裕がないがときはドリルパークには取り組まず、内容に少し余裕がありそうな時間を狙って取り組むなど、教員側のコントロールで柔軟に運用しています。


「目的は『お互いの気持ちを授業に向かわせていくこと』、いわば気持ちのウォーミングアップです。紙のミニドリルを配って、集めて、丸付けして返すという手間をすべて代替してくれています。」(川村先生)

導入成果
教員の負担軽減と、生徒の自発的な学びへの変化

ドリルパークの活用をする中で、先生方、そして生徒たちの間に変化が生まれています。

― 1. 先生方の変化:時間と場所を選ばないデジタルで働き方が楽に

紙のワークブックやノートを回収していた頃に比べ、教員の負担は「だいぶ楽になった」と榎澤先生は語ります。 ドリルパークを活用することで、わざわざ職員室に重いワークを山積みにして管理する必要がなくなり、いつでも、どこでもミライシード上で生徒の取り組み状況を確認できるようになりました。

また、自動採点のため「誰が、どの問題に、どれくらい取り組んでいるか」が分析ができ、データ集計の手軽さが大きなメリットになっています。


― 2. 生徒たちの変化:自発的な学習への取り組み

生徒たちにとっても、デジタル化の恩恵は少なくありません。 紙の教材でありがちだった「失くしました」「家に忘れてきました」というトラブルが、ドリルパークを活用することで一切なくなりました。iPadが一台あれば、地理でも歴史でも理科でも、必要なときにすぐにその場で学習を始められます。

授業冒頭のドリルパークでは、間違えたときに生徒から「しまった!」という声が自然と漏れるなど、楽しく集中して知識の定着を図っています。さらに、授業前の学習の時間に、生徒側から「ドリルパークを開いて復習に使ってもいいですか?」と自主的に申し出るケースも出てくるなど、自発的な学習意欲の芽生えが見られます。

今後の展望・期待
まずは「1問の配信」から一歩を踏み出してみませんか

木刈中学校では、今後は数学科などで一部活用が始まっている「テストパーク」の機能にも注目しています。単元テスト前のプレテストや、授業最初の5分間で数問だけを出題する「スモールステップ」としての活用など、授業進度が速く時数が限られる理科・社会科においても、さらに活用の幅を広げていきたいと考えています。

最後に、ICT教材の導入や活用に悩んでいる全国の先生方へ、お二人から温かいアドバイスとエールをいただきました。


川村先生:

 「悩んでいるなら、まずは『配信』してみることです。まずは1問だけでもいいので、授業の最初などのちょっとした時間で送ってみてください。実際に使ってみて、生徒たちからどんな反応が返ってくるかを体験してみないことには、ツールの良さは分かりません。生徒たちは大人よりも抵抗感が無く操作できると思います。まずは一歩を踏み出すことが大切です。」


榎澤先生:

「紙のワークか、デジタルか、という二者択一で考えるのではなく、『別のもの』としてそれぞれの良さを認識することが必要だと思います。ドリルパークには、手軽に振り返りができたり、前年度や小学校の学習内容まで遡って学び直せたりするデジタルならではの強みがあります。その良さをうまく授業や家庭学習に活かしていければ、先生にとっても生徒たちにとっても、必ず強力な味方になってくれるはずです。」


教科の特性に合わせて、授業内外で自由自在にドリルパークを使いこなす木刈中学校 。先生方の「まずは使ってみる」という柔軟な姿勢が、生徒たちの自発的な学びの姿勢をしっかりと支えています。

※ページの内容は2026年7月時点の情報です。

使用製品

ドリルパーク個別学習ドリル

個々に合ったレベル・ペースで、知識の確かな定着や
主体的に個人で学ぶ姿勢を支援します。

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