ミライシード

導入事例

長野県長野市立広徳中学校 小山恭子先生、横田陽介先生、依田久美子先生、吉崎正浩先生
長期休業の課題から授業の振り返り、
個別最適な学習まで
“まずは試してみる”から広がった
ICT活用
取材
長野県長野市立広徳中学校 | 小山恭子先生、横田陽介先生、依田久美子先生、吉崎正浩先生
使用製品
ドリルパーク
学年
全学年

長野県長野市立広徳中学校では、英語科・社会科を中心に「ミライシード」の活用が着実に広がっています。長期休業中の課題や授業の隙間時間、特別支援学級での個別最適な学びまで、先生方それぞれが自分のペースで活用の幅を広げてきました。今回は、社会科でICT推進を担当する横田陽介先生、英語科主任の吉崎正浩先生、英語科の小山京子先生、英語科・特別支援学級担当の依田久美子先生にお話を伺いました。

導入背景・目的
ドリルパーク活用で、生徒の学習習慣と教員の業務効率化を同時に実現

吉崎先生:

ドリルパークは主に、授業の振り返りや長期休暇の課題として活用しています。これまではワークの冊子を購入して配布していましたが、購入費用がかかる上に、教員が課題を集めて確認する手間も相当なものでした。ドリルパークに切り替えてからは、こちらが進捗状況や取り組み時間を履歴からいつでも確認できるので、チェックの手間が大幅に省けるようになりました。また、ドリルパークは普段の宿題としても活用しています。書くことが苦手な生徒にとっては、タブレットで選んで答えたり、打ち込んだりする方が取り組みやすいようで、取り組み方の姿勢が積極的になったように感じています。


小山先生:

授業では、その日進んだところをドリルパークの文法やユニット別の問題と組み合わせて課題として出したり、授業が少し早く終わったときの隙間時間に使ったりしています。ICT端末が入る前は、隙間時間をどう活用するかが課題でした。復習や予習のプリントなど、予測して事前に準備しておかなければならなかったのが、今は生徒たちが慣れているので、時間があればすぐにドリルパークを進めてくれる。テスト前に苦手を克服するためにうまく使いこなしている生徒も多く、成績の向上にも寄与されていると思います。


 横田先生:

社会科でも長期休暇の課題として活用しました。夏休みの課題では、1学期に扱った単元の基礎問題からAI問題までまとめて指定し、終業式前日を期限として配信しました。紙のドリルだと課題に取り組むこと自体が難しく感じてしまう生徒も、タブレットだとサクサク進めてくれている印象です。社会科は暗記学習が重要な側面がありますが、ドリルパークだと間違えた問題がすぐわかり、正しい答えを確認してもう一度やり直す、という反復が自然と生まれています。




英語の自由進度学習から特別支援学級の個別最適な学びまで、場面に合わせた多様な使い方


吉崎先生:

英語科で力を入れているのが「自由進度学習」。一つのユニットを、生徒自身が学ぶ順番や内容を選びながら進めていくスタイルです。学校全体として、生徒が自ら学ぶ姿勢を育てようという方針があり、どう実践できるか考えた結果、今年から全教科で試験的に実施することになりました。取り組んでみると、普段の授業では自分のペースで進められないと感じていた生徒たちが、この時間を好んでいる様子がよくわかります。困ったときに聞きやすい友達のそばに移動できるので、普段はなかなか質問できない子も自然と聞き合えるようになっています。早く課題が終わった生徒向けの追加コンテンツとして、ドリルパークのユニット別問題を提示したところ、自分で選んで取り組む様子が見られ、自律的な学習習慣の形成につながっていると感じています。

 

小山先生:

英語とICTの親和性という意味では、やはり音声が聞けることの効果が大きいと思っています。英語は音と文字を結びつけることが大切なので、自分で発音を確認しながら問題に取り組めるのは紙のドリルにはできないこと。手書きモードにも切り替えられるので、選んで答える問題も、書いて答える問題も、生徒それぞれの得意なやり方で取り組めるのは大きなメリットです。

 

依田先生:

私が担当する特別支援学級では、生徒によって習熟度の幅がとても大きいのが実態です。過去に受けもった自情障英語の授業では、授業の合間や最後の復習としてドリルパークを取り入れました。苦手な子でも「これならできる」という達成感が生まれ、次への意欲につながったように感じます。また、数学を担当していた時期には、小学1年生レベルの計算から復習できるコンテンツを活用しました。中学生でも小学校低学年の内容から丁寧に積み上げ直せるのは、特別支援教育の現場では特に重要な点です。夏休みの課題として取り組ませたところ、苦手だった繰り上がりの足し算がしっかりできるようになった生徒もいて、継続的な活用の効果を実感しています。


横田先生:

特別支援学級との連携という面では、通常の授業に参加することが難しい生徒がゲーム感覚でドリルパークに取り組んでいる姿が印象的です。単元をクリアするとメダルが表示され、達成感が視覚的に示されるので、今日どれだけ頑張ったかを自分で確認しながら意欲的に進めてくれます。「今日こんなにできたよ」と進捗を見せてくれる生徒もいて、そのやりとりがまた次への動機づけになっています。自習になった時間やテスト前の自主学習でもドリルパークが活躍しています。




「構えず、気軽に試してみる」先生同士の横のつながりが活用を自然に広げていく


吉崎先生:

英語科の中では、こういう使い方ができるよ、という気づきをお互いに共有しています。例えば、タブレットをパタンと寝かせると“手書きモード”になるということも、そういった何気ない情報共有から広まりました。大がかりな研修ではなく、気づいたことを普段から伝え合う文化が大切だと思っています。


横田先生:

私はICT推進担当という名前はついていますが、特に声高に旗を振っていたわけではありません。吉崎先生から『広徳中はミライシードの利用率が高いらしい』と教えてもらって、そうなのか!と改めて意識したくらいです(笑)。実際、新しく着任された先生に課題の出し方を教えてもらったこともあります。若い先生から学ぶことが多いですね。そういう気軽なやりとりの積み重ねで、使い方が広がっているのだと感じています。


依田先生:

難しく考えず、やりながら覚えていく感じで使ってきました。子どもたちの方が先に操作を覚えていることもあるので、教えてもらうことも多々あります。先生同士でも、子どもたちからも、そういう循環型の学び合いができたらいいなと、今日のお話を聞いて改めて感じました。


小山先生:

紙のドリルの代わりとして使い始めたのがきっかけですが、生徒たちのやる気は上がりました。紙のドリルを渡しても手をつけない子が、タブレットなら喜んで開いてくれる。プリントを作る手間もなくなりましたし、AIドリルやテスト前の対策問題など、コンテンツが充実しているのも助かっています。取り組んでいる子ほど成績に反映されている印象があるので、活用しない手はないと感じています。

今後の展望・期待
ICTリテラシーの育成を見据えながら、まずは「触ってみる」先生を一人でも多く

吉崎先生:

ドリルパークを活用することで、これまで宿題の管理や確認に使っていた時間が、授業の準備や新しい取り組みを考える時間に変わりました。今年試みた自由進度学習もその余白から生まれたものです。こうした新しいチャレンジを続けていくためにも、ドリルパークを使い続けていきたいと思います。


依田先生:

その子のペースに合わせてどこまでも遡れるというのは、他のドリル教材ではなかなかできないこと。先生同士でこういう使い方があると教え合いながら、またアップデートされた情報を子どもたちに還元していけたらいいなと思います。


小山先生:

まだミライシードを使ったことがない先生にも、触れてもらう機会をつくっていきたいですね。隙間時間に短時間で使えるドリルとして、あるいは週末の軽い宿題として。まず使ってみて、教科に合った使い方を見つけていくのが校内での活用を広げる一番の近道だと考えています。


横田先生:

ICT推進担当として今後意識したいのは、生徒たちに正しく活用する方法を伝えていくこと。ネットは便利ですが、情報の取捨選択を自分でできる力が必要です。ミライシードのような安全な環境でICTに親しみながら、正しいリテラシーを育てていくことが、今の子どもたちには必要なのだと感じています。

※ページの内容は2026年3月時点の情報です。

使用製品

ドリルパーク個別学習ドリル

個々に合ったレベル・ペースで、知識の確かな定着や
主体的に個人で学ぶ姿勢を支援します。

製品情報を見る

おすすめ事例

導入事例一覧