指示を組み合わせて道案内
八幡市立中央小学校 水谷智明先生
水谷先生から一言:
正しく道案内をするための言葉を考える活動です。プログラム的なパズルワードを使い、話す聞く活動の本質を伸ばす授業になります。
活用場面・活用背景
道案内の指示を考える活動
地図を見て目的地までの道案内をする学習で、オクリンクを活用しました。「□マスすすむ」、「左に向く」、「右に向く」という指示の組み合わせで案内文を作ることで、プログラミング的思考も育める活動を目指しました。
How to
指示の文を組み合わせて案内文を作成
教員は児童に、マス目が入った地図と移動を確認するためのコマとして使う、人のイラストを載せたカードを送ります。カードを受け取った児童は、目的地をどこにするか考えます。
※「マス目が入った地図」は、こちらからダウンロードしてください。
ダウンロード用の地図では、イラストではなく文字で目的地を示しています。
※「移動を確認する用のコマ」のイラストは、こちらからダウンロードしてください。
教員は「前に□マスすすむ」、「左に向く」、「右に向く」という指示が書かれた言葉を重ねたカードを児童に送ります。児童は地図上で目的地を決めたら、スタートから目的地までどのようにマス目を進めていくかを、指示の言葉を組み合わせて考えます。
進むマス目の数は手書きで記入
指示文のカードが作成できたら、隣の席の児童とペアになり、相手が目的地に辿り着けるように、組み立てた指示文に適宜言葉を付け足しながら道案内をおこないます。説明を受ける側の児童は指示を聞き、コマを動かしたり、向きを変えたりしながら目的地がどこかを当てます。
コマを動かしながら指示を聞く
取り組みの結果
ゲーム感覚で意欲的に取り組むことができた
コマを動かしたり、言葉を組み合わせて指示文を作成したりすることで、児童はゲーム感覚で意欲的に道案内の指示文作りに取り組むことができました。
また、目的地へ辿り着かせるために指示を組み合わせるという、プログラミング的思考の要素を取り入れた言葉の学習にもなったと思います。