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社会課題を自分ごととして捉える学びへ

小5社会:これからの食料生産とわたしたち

ミライシードDXエデュケーター岡山市公立小学校教諭 竹村輝将先生

竹村先生から一言:
「なぜ?」「どうしたらいい?」と考え、調べ、自分たちで学びを深めることを普段から大切にしています。

活用場面・活用背景
教科書で学ぶ内容と、“実社会の課題”や
“仕事”をつなげて考える

“酪農の担い手不足“をテーマに、社会課題と向き合い、子ども主体となって学びが広がった実践例です。授業の中ではオハヨー乳業株式会社とコラボレーションしたカードを活用。協働学習しながら、最後はプレゼン大会まで実施しました。

▼企業・団体コラボコンテンツのご紹介
“教科書で学ぶ内容と実社会の課題や仕事をつなげ、子どもたちが自分ごととして捉え探究できるようにしたい…”全国の先生方から寄せられたお声を元に、ついに実現!企業・団体の取り組みを教材化し、協働学習しやすいカードにしてお届けします。下記サイトに記載の共有コードをコピーすれば、オクリンクプラス上で誰でもご利用いただけます。
https://bso.benesse.ne.jp/miraiseed/fansite/kigyou_collabo/ohayo.html

How to
協働学習しながら「なぜ?」「どうしたらいい?」を追求し続ける

1.教科書の単元にあわせて、企業の取り組み事例から学ぶ


5年生社会「これからの食料生産とわたしたち」の単元で、まずは教科書をもとに食料自給率や地産地消について学びます。豊かな食生活が大量の輸入で支えられている一方、自給率低下や食料廃棄等の課題に触れます。


▲コラボレーションコンテンツの一部例
そしてこれらの課題解決に向け、オハヨー乳業株式会社を例に実社会での取り組み事例に触れ、さらなる課題・解決策について思考を深めていきます。
提供
https://bso.benesse.ne.jp/miraiseed/fansite/kigyou_collabo/index.html


2. 自分たちにできることをグループで話し合い
“これからの酪農の発展のために私達にできること”をテーマに、グループに分かれて協働学習を進めます。コラボレーションコンテンツに搭載されているダーツボードチャート等を活用し、オクリンクプラス上で共同編集しながらまとめあげていきます。


▲コラボレーションコンテンツの一部例


3.  プレゼン資料にまとめ、発表。クラス内で相互評価まで


単元のまとめに、各グループで作成した資料をもとにプレゼン大会を実施。

      
      
▲実際に子どもたちが作成したプレゼン資料
「岡山の特産物を使った新商品の提案」「AI首輪を使った牛のストレス軽減」「魅力的な直売所を作り地産地消を推進する」など様々なアイディアが出ました。


発表後はオクリンクプラスのスタンプ・コメント機能を活用して、グループをまたいで相互評価します。自分たちのグループにはなかった発想や表現に、コメント欄も大盛り上がり!

取り組みの結果
社会課題を自分ごと化し、課題解決に向けて考える力を育む

「酪農の担い手不足」という小学生にとってはイメージしづらい課題に対して、馴染みのある給食の牛乳や製造しているメーカーの取り組みをきっかけに、自分ごととして捉えていた児童たち。課題解決に向けて「自分たちにできることは何か」を主体的に考え、グループ、そしてクラス全体で意見交換。一人では辿り着けないアイディア・発想に至ることができていました。



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