図形のなかま分け
図形のなかま分け
八幡市立中央小学校 水谷智明先生
水谷先生から一言:
個別学習と協働学習のどちらもバランス良く取り入れることで、児童たちの理解が深まりました。
活用場面・活用背景
図形の分類活動
三角形とその他の図形をなかま分けする学習で、オクリンクを活用しました。自分一人で考えた後に、児童同士で意見交換をおこなうといった流れを通じ、対話を引き出すことができました。
How to
カードを見せ合いながら対話し、図形をなかま分け
教員は授業が始まる前に、それぞれ異なる図形が書かれたクラスの人数分のカードを用意し、各児童に1枚ずつ送っておきます。
複数のカードを準備して、どれか1種類を各児童に送る
児童は教員から送られていた図形のカードを画面に映しながら教室を歩き回り、自分が映している図形と同じなかまの図形の画像を持つ児童とグループになります。
グループを組めたら、なかま分けした理由を対話しながら考えます。最終的には各自が持っている図形のカードを代表者1名に送り、代表者は集まったカードをスクリーンショット機能を使いながら画像化し、なかま分けした理由とともにまとめ、提出BOXに提出します。
教員が児童に送る分類カード
教員は各グループのカードをモニターに表示しながら、どのようになかま分けをおこなったか確認し、まとめていきます。
グループごとに提出されたカード
取り組みの結果
個別学習と協働学習の両方を取り入れることで対話が活性化
プリントを使って自分でなかま分けをした後に、端末でグループを作って意見をまとめることで、個別学習と協働学習の両方を上手く取り入れ、活発な対話を生み出すことができました。
画面に映したカードを視覚的な手がかりとすることで、スムーズなグループ分けを促せた点も良かったです。