書写の振り返り
練馬区立大泉第四小学校 鈴木博之先生
鈴木先生から一言:
なんとなく書いてしまっていた児童も、自分の作品を客観的に振り返ることができ、課題が明確になりました。
活用場面・活用背景
書写の振り返り
これまで書写の清書の過程では、自分の課題を捉えたりめあてを持ったりしながら次へつなげることができていないと感じていました。そこで、オクリンクを使って、自分の作品を客観的に振り返ることができる方法を考えました。
How to
写真で撮った作品に赤ペンで課題を記入
教員は作品の写真を貼る枠と振り返りを記入する枠を設けたカードを作成し、児童に送ります。
児童は写真を貼り付けたら、赤ペンで修正したい点を示し、その具体的な内容を言葉で書き込んだら提出BOXに提出します。
児童の実際のカード例
児童は提出BOX上で他の子の振り返りを見たり、自分の振り返りを改めて確認したりしたうえで、次回の練習につなげていきます。
実際の提出BOXの様子
取り組みの結果
自分の課題を発見できた
客観的に振り返ることで、児童は自分自身の課題が明らかになり、改善につなげようという意識が芽生えたと感じます。また、上手な子が意識している点を見合うことで、クラス全体として学び合うことにもつながりました。