
ICT支援員の皆様
2月もあっという間に月末になりました。 先日ある自治体様の研究授業の支援に行ってきました。5年生の算数で「円柱と角柱」の単元で自由進度学習を取り入れられた授業に参加させていただきました。今日ははじめにこの授業についてお話したいと思います。
子どもたちは単元の最初に取り組む学習内容(ミッション)について先生から説明を受け、学習計画を立てていきます。ミッションにチャレンジしながら、結果を報告するツールとして「オクリンクプラス」が使われていました。先生は子どもたちの進捗をアプリから見取り、声をかけながら学習を支援。一斉学習とは異なり、様々なミッションに取り組む子どもたちは進捗がバラバラです。先生の声かけやフォローする優先順位を決めるためのツールとしてアプリを使われているご様子は大変新鮮でした。先日のICT支援員向けセミナーにて難波先生から学んだ「自由進度学習」ですが、参加できなかった皆様もセミナーレポートを楽しみにお待ちください。
さて、3月のセミナーテーマは「ミライシードAWARD」。
この「ミライシードAWARD」とはベネッセコーポレーションが提供するミライシードを活用し、自治体・学校が教育のアップデートに向けたチャレンジに賞を贈る取り組みです。
3回目となる今年度も10月末から1月10日の期間、全国のたくさんの先生方からエントリーをいただきました! 現在、審査期間中ですが3月上旬には結果を発信させて頂く予定です。
以前のICT支援員向けセミナーの中でもご紹介をさせていただきましたが、授業部門の一般最終審査にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!
授業部門の最終審査に残った事例はこちらからご確認いただけます。
https://bso.benesse.ne.jp/miraiseed/fansite/award/vote2024/
一般投票の受付けは既に終了していますが、いずれも工夫が詰まった実践ばかりです。是非ご参考いただき、提案にもご活用ください。
私も二次審査員として多くの事例を拝見させていただきました。
先生方の実践の様子が具体的に見えるものばかりで、今年リリースになったオクリンクプラスの事例が多かったのも印象的でした。先生、子供たちの中にもオクリンクプラスが日常的に馴染んでいる様子が目に浮かんできました。
特に子供たちがアプリを活用して「表現するチカラ」がアップしているように思います。
子供たちが自ら考え、議論の経緯が残る、それをもとに意見をまとめていくなど、授業の各シーンでICTを活用することで、授業の幅が広がっているなと感じています。
そしてその実現に、支援員の方の現場でのサポートが活きていることもわかり、嬉しい気持ちになりました。
文部科学省が掲げている「個別最適な学びと協働的な学びへの一体的な充実」がICT活用を通して実現されているものばかりです。心に響く事例が必ず見つかると思います。
3月上旬の結果発表も楽しみにお待ちください!
3月13日のICT支援員向けセミナーのご案内
3月のテーマはミライシードAWARD受賞校のICT支援員さんより、受賞事例やその支援の様子を講話頂く予定です。
>>>セミナーの事前申し込みはこちらから<<<
申し込み受け付け中です。
ぜひご予定調整の上申し込みをお願いします。