感想の伝え合い
練馬区立大泉第四小学校 内海孝亮先生
内海先生から一言:
発表が苦手な児童も、ステップを踏むことで無理なく自分の思いを伝えることができました。
活用場面・活用背景
交流を通じた感想の共有
クラスメイトとの様々な形式での交流を通して、自身の感想を伝える活動ができたら良いなと考えていました。そこで、ムーブノートを活用し、書き初め作品の鑑賞会の感想を伝え合う活動をおこないました。
How to
3STEPで感想を共有
STEP1:広場での共有
教員は、書き初め鑑賞の感想を書き込むカードを作成し、児童に送ります。
児童は、全学年の書き初め作品を鑑賞後、カードに感想を記入して広場に提出し、お互いのカードを見合いながら、良い視点で書かれていると思った感想に拍手をつけていきます。
STEP2:対面での伝え合い
広場でカードを見合ったら、児童は端末を手に持って教室を歩き回りながら、画面に映した自分の感想カードを元に一対一で感想を伝え合います。
STEP3:全員の前での発表
最後に、教員は広場のカードをモニターに映し、指名しながらクラス全体に向けて感想を発表させます。
取り組みの結果
感想がブラッシュアップされていった
広場での共有⇒対面での伝え合い⇒全員の前での発表と、3STEPで繰り返し感想を伝え合うことで、思いを伝えることが苦手な児童も徐々に感想をブラッシュアップさせながら伝えることができるようになりました。
また、複数の方法で多くの友達と感想を共有することで、見るだけで終わりがちであった書き初め鑑賞の活動を充実させることもできました。