アドバイスと録画をもとに面接練習を振り返る
面接練習
山口先生から一言:
生徒同士でアドバイスカードを交換し、アドバイスと録画を見ながら自身の面接練習を振り返ることで、自分の所作や受け答えを客観的にとらえることができました。振り返って課題を見つけ次の授業で改善することを主体的に繰り返す中で、自信を持って面接に臨めるようになりました。
活用場面・活用背景
全員に自信を持って面接に臨んでほしい
支援級にて受験に向けた面接練習を行う際に、互いにアドバイスを送り合い、自身の所作や受け答えを振り返る手段としてオクリンクを活用しました。
ほかの生徒に対してアドバイスを送ったり、アドバイスを基に振り返りを行ったりすることで、自身の所作や受け答えを客観的にとらえたうえでの改善ができ、面接に対する自信がつくと考え実施しました。
How to
アドバイスカードを交換し、アドバイスをもとに自身の面接練習を振り返る
模擬面接を実施するために、生徒は面接官役と面接者役に分かれます。
教員は、面接官役の生徒へアドバイスカードをオクリンクで配布します。
アドバイスカードには、撮影動画の添付欄に加え、3つの評価観点(声の大きさ・話すスピード・動作)が記載されています。
面接者役には振り返りカードを配布します。
振り返りカードには「目標記入欄」「動画添付欄」「振り返り欄」が設けられています。
振り返りカード
生徒は、今回の練習では何をできるようにしたいのか、目標を記入します。
目標を記入した振り返りカード
次に、生徒同士で模擬面接を実施し、その様子をカメラ・マイク機能を使って撮影します。
実際の様子
面接官役の生徒は、3つの評価観点から面接者の所作や受け答えを評価し、カードに記入します。
記入が完了したら、面接者役の生徒にカードを送ります。
記入したアドバイスカード
面接者役の生徒は、もらったアドバイスを基に自身の面接練習の録画を確認しながら振り返りを行います。
振り返りをカードに記入し、次の練習で何を意識して取り組むべきか、目標を立てられたら授業は終了です。
取り組みの結果
自身の所作や受け答えを客観的に振り返ることを通して、自信を持って面接に臨めた
アドバイスや動画をもとにした振り返りを続けたことで、生徒たちは具体的な改善策を見つけられるようになりました。また、オクリンクを使えばアドバイスと振り返りを簡単に行えるため、生徒たちは客観的に自身を捉え、より主体的に活動に取り組むようにもなりました。この活動をくり返したことで、生徒は自信をもって面接本番に臨むことができました。