製作物の進捗確認
福岡市立田隈中学校 辻さやか先生
辻先生から一言:
技術だけでなく、図工や美術などの制作過程の確認にも活用できる方法をご紹介します。
活用場面・活用背景
製作過程の進捗状況の確認
製作物を作成する過程では、どうしてもクラスで進捗にばらつきが出てしまうことに課題を感じていました。そこで、オクリンクを使って毎時間ごとに個々の進捗を確認しながら、適切なフォローを入れられる方法を考えました。
How to
毎時間進捗カードに書き込み、提出する
教員は生徒に、日付・めあて・自己評価とその理由を書き込みと写真の添付ができるフォーマットを貼り付けたカードを送ります。
振り返りシート
※振り返りシートの画像はこちらからダウンロード可能です。
生徒は、毎時間授業終了時に振り返りを記入し、本時の進捗が分かる写真を撮って貼ったら、提出BOXに提出します。
実際に生徒が作成したカード例
教員は毎時間の授業後に提出BOXを確認し、それぞれの生徒の進捗の様子を把握します。
提出BOXを使用することで、未提出の生徒も一目で分かる
取り組みの結果
一人一人の製作過程を詳細に把握できるように
教員は提出BOX上で毎時間の個々の進捗を簡単に把握できるようになったため、製作が遅れている子には実際に声を掛けるなど、すぐにフォローを入れることで大幅な遅れを防ぐことができるようになりました。
また、生徒に困っていることがあったらカードに一言書いてもらうなど、教員と生徒がコミュニケーションを取るツールとしても役立ちました。