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ムーブノート

コメント機能の活用

愛知県みよし市立南中学校 金原洋輔先生

金原先生から一言:
3~4回程度繰り返し話型について言及するうちに、生徒たちは自然と対話的なコメントを書けるようになりました。

活用場面・活用背景
対話的なコメントを記入させたい場面

協働的な授業を実現するためにコメント機能を活用していましたが、一言のみの簡単な感想を書き込む生徒が多いことに課題を感じていました。そこで、課題とともにコメントを書き込む際に話型を提示する方法を試してみました。

話型を取り入れる前のコメントは一言のみのものが目立っていた

How to
話型のカードを参考に具体的なコメントを書き込む

教員は課題を書いたカードとともに、広場でコメントをする際に参考とする話型の例を書いたカードを添えて、生徒に配信します。

課題のカード(左)と話型を提示したカード(右)

 
生徒は自分の課題のカードを提出したら、広場で他の生徒のカードを見ながら、話型を参考にコメントを書き込んでいきます。

話型を活用することで具体的なコメントが増加

取り組みの結果
生徒が主体的に対話を行う授業を実現できた

話型を身に付けることで、生徒たち自身がコメント上で意見のやり取りを活性化する機会が増え、教員が多くを話さずとも生徒同士で主体的に対話を行い、課題に対する考えを深めていく授業を実現できるようになりました。

自分とは異なる考えを持つ他者とコメントを通じて触れ合うことは、各教科の「見方・考え方」の力を深めながら論理的思考力を養うことにつながると思います。

中学1年でも具体的なコメントのやり取りが見られるように



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