村山先生から一言：
オクリンクを活用することで、録音、他者評価、振り返りの過程が常に主体的・対話的な活動となり、相互参照が深い学びにつながります。

活用場面・活用背景
他者評価の質を高め、より深い学びを提供したい

「世界はうつくしいと」という詩の単元で、自作の詩を朗読して互いに評価し合う際にオクリンクを活用しました。
何度も聞き直しながら自分のペースで丁寧に他者を評価することが、生徒の深い学びにつながると考えて実施しました。

How to
自作の詩を録音・共有し、評価し合う

教員は、作成用ワークシートを生徒に配布します。
生徒は、詩「世界はうつくしいと」の形式を利用してオリジナルの詩を作成し、ワークシートに表現します。

生徒が作成したワークシート

教員は、評価の観点を記した提出用カードをオクリンクで生徒に配布します。
生徒は、宿題として自宅などで、自分で作った詩の朗読を「カメラ・マイク」機能を使って録音し提出します。

提出用カード

提出BOX内の様子

次時の授業で、教員は他生徒への感想記入用ワークシートと振り返り用ワークシートを配布します。
班を中心に朗読を聞き合い、よいと思った部分を中心に評価を記入して、評価した相手に手渡します。

もらった評価を振り返りのワークシート裏面に貼付したイメージ

（画像は別単元で実施のもの）

最後に、もらった評価をもとに振り返りを実施し、振り返りシートに記入したら授業は終了です。

取り組みの結果
質の高い評価から深い学びを得られた

録音した音声を繰り返し聞けることでより質の高い評価が可能になり、よい部分を中心に相互評価することで、自己肯定感、自己有用感も高められます。