根拠を持った俳句鑑賞が進む、相互評価
横須賀市立長沢中学校 貝塚啓悟先生
貝塚先生から一言:
グループ内評価を経て各自がクラス全員の作品を見て評価します。段階的な相互評価で良い俳句のポイントをしっかり押さえることができます。
活用場面・活用背景
評価するポイントを考察する
俳句単元での、評価・鑑賞を深める時間に「クラスの中で最も良い俳句を決めよう」というテーマで活動しました。
How to
投票機能で自分とクラスメイトの観点を把握
これまでの授業で得た「優れた俳句」の知識を用いながら「中学3年間」といった身近なテーマで俳句をつくり、200字程度の自評とセットでカードを提出します。
4人グループでお互いの作品を鑑賞しあい意見交換をし多様な着眼点を吸収した後、各自がグループ以外の作品も見て「ムーブノート」上の拍手やコメント機能で評価を行います。
まずベスト5を決めてから、1番良いと思う作品を理由とともに決めます。つくった人の名前をムーブノートのカードに書き提出。
先生が生徒の名前でキーワード集計を行い、1番多く投票された人の作品を発表。投票した生徒は作品の優れていると思う点を発表します。
取り組みの結果
効率的に考える工程も活性化
事前の授業で生徒に馴染みの深いテーマで2作品の俳句を作成しました。評価と作成を繰り返すことで情景描写や技法など、俳句の特徴をしっかりと押さえるだけでなく、俳句自体への興味を深めています。