音読の宿題の聞き合い
新宿区立柏木小学校 高橋蔵匡先生
高橋先生から一言:
読み慣れない古語も、読み方が上手な児童を真似するなど、楽しく音読に挑戦していました。
活用場面・活用背景
音読へのモチベーションの向上
音読は宿題とされることが多いですが、周りに友だちがいない家庭内での取り組みとなるため、あまりやる気が見出せない児童もいました。そこで、オクリンクを活用し、他の児童に聞かれることを前提とした音読の宿題を出してみました。
How to
提出された音読を、提出BOX上で聞き合う
教員は教科書に掲載されている古典のそれぞれの題名を書いて色分けしたカードと、音読を録音した音声を貼り付けるカードを作成します。それぞれ2枚のカードをつなげたら、それらを児童に送ります。
児童は4つの古典から好きなものを1つ選び、録音した音声を2枚目のカードに貼り付けたら、提出BOXに提出します。
教員はおおよその児童の提出が確認できたら、「すべての提出物を子どもに公開」ボタンをオンにします。
児童は提出BOX上で、他の子が音読した音声を自由に聞いていきます。
取り組みの結果
音読が苦手な児童も一生懸命取り組むように
自分が読んだ音声が誰かに聞かれる、ということがモチベーションとなり、音読が苦手な子も一生懸命取り組むようになりました。
また、題名ごとにカードを色分けすると、提出BOX上で聞き合う時に、誰が何を選んだかすぐに分かるため、とても便利でした。