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ムーブノート

初発の感想共有

戸田市立笹目東小学校 土信田幸江先生

土信田先生から一言:
キーワード集計を使えば、これまで時間がかかっていた児童の感想文の共有も瞬時に行えます。

活用場面・活用背景
場面ごとの初発の感想共有

これまで物語文の場面ごとの初発の感想は、ノートに書かせたものを口頭で発表させたり、提出させたりして確認していました。しかし、この方法ではとても時間がかかり、クラス全体での共有も難しいです。そこで、ムーブノートの集計機能を活用し、全員の感想を一覧で見ながら場面ごとのキーワードを見つける方法を試してみました。

How to
キーワードから場面ごとのポイントを掴む

教師は物語の場面ごとにタブを分け、それぞれ感想を書き込むカードを作成し、児童に送ります。


児童は感想を書けたら、それぞれの広場にカードを提出します。
教師はキーワード集計の「テキスト分析」を使い、感想文の中に書かれているキーワードを取り上げながら、その場面でポイントとなる内容を整理します。これを各場面ごとに行い、全ての場面の感想を共有できたら、単元の最後に主題の考察を行います。

「キーワード」を押すと、カード上に書かれたその言葉がマークされます

取り組みの結果
主題の考察に時間をかけられるようになった

多くの感想に共通して書かれたキーワードが瞬時に可視化されることで、素早く場面ごとのポイントを掴みながら物語の全体像を理解できるため、最も重要な主題の考察に時間をかけられるようになりました。単元の最後に広場でそれぞれの考察を書いたカードを見合う時間を作ることで、より物語の理解を深められたと思います。

 

主題の考察をまとめた、実際の児童のカード例



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