特別支援学級について考えよう
札幌市立澄川南小学校 池亀美和子先生
池亀先生から一言:
クラス全員が持っているイメージや知っている情報を可視化し、共有することで、さらなる興味や疑問を引き出すことができました。
活用場面・活用背景
既知の情報や印象を可視化し共有
特別支援学級との交流活動の前の授業で活用しました。交流を通してどんなことを聞いてみたいかを考えるために、子どもたちが知っていることや、抱いている印象を可視化・共有する活動をオクリンクでおこないました。
How to
テーマに対して連想する言葉を書き出す
先生はテーマとなる言葉を真ん中に書いたカードをつくり、子どもに送ります。子どもはテーマから連想されるイメージを自由に書き込んでいきます。
真ん中にテーマを書いたカード(左)と、子どもが書いたカードの例(右)
子どもはカードができたら提出BOXに提出します。先生はカードに書かれた言葉を全体に共有し、「どうしてそう思ったの?」、「本当にそうかな?」と質問を投げかけながら、子どもたちがさらに知りたいことが明らかになるよう授業を展開します。
提出BOXでカードをお互いに見合う
意見交流の後、テーマに対して新たに生まれた疑問を一人一人カードにまとめ、次の交流活動の授業へとつなげました。
取り組みの結果
お互いが持つイメージを効率的に共有
特別支援学級に対して、それぞれの子が持っていたイメージや知っている情報を共有することで、さらに聞いてみたいこと、知りたいことを明らかにすることができました。
同じことを紙でおこなうと共有に時間がかかりますが、オクリンクの提出BOX上で共有することで、短時間に多くの考えに触れられたことは大きなメリットでした。