早川先生から一言：
ボードペンを活用すれば、児童たち自身が作ったカードを簡単に分類することができます。

活用場面・活用背景
学校探検時のインタビュー内容を検討する

学校探検をおこなう前に、各場所で誰にどんなことを聞いてみるかグループごとに話し合いをさせた際、その内容に偏りがあることが気になりました。そこで、オクリンクのボード画面を活用し、内容を観点別に整理する取り組みを行ってみました。

How to
グループごとに画面上のカードを動かして内容を分類

児童はグループごとに、学校探検でインタビューしたい内容をカードにそれぞれ記入します。

質問を書いたカード例

グループ活動を行う児童たちの様子

複数枚のカードができたら、教員はそれらを「ひと・もの・こと」のどれに関係するか考え、分類するように指示します。
児童はボード画面上で「ボードペン」を使い、ボード上に分類するための枠を書き込んだら、それぞれの質問のカードを移動させます。
分類できたら、それらの内容のバランスを検討し、調整したうえでインタビュー内容を確定します。

取り組みの結果
色々な観点を持って学校探検ができた

最初にインタビュー内容を書かせた時には、どのグループも似たような質問が複数ある状態でしたが、「ひと・もの・こと」というそれぞれの観点を与えさせたことによって、内容の幅が広がり、より多角的な視点を持ちながら学校探検に臨むことができました。