ダンスのパフォーマンステスト
能美市立辰口中学校 仁地裕介先生・堀川聡子先生・吉田倫人先生
仁地先生から一言:
「自分で自分のパフォーマンスを撮影する」という方法なら、ダンスが苦手な生徒も恥ずかしがらず取り組むことができました。
活用場面・活用背景
ダンスのパフォーマンステスト
本校では運動会でYOSAKOIソーランを披露することが伝統となっており、これは体育の授業におけるダンス領域の評価対象にもなっています。パフォーマンステストの評価を正確に行うため、1人ひとりのパフォーマンスをオクリンクの録画機能で録画し提出してもらいました。
How to
パフォーマンスを録画し、提出BOXへ提出
自分の全身が写る位置に端末を置き、動画撮影を開始します。全員の準備が整ったら教員は音楽を流し、生徒は音に合わせて一斉に踊り、自分のパフォーマンスの様子を録画します。
生徒は自分のダンスを撮影した動画を見ながら、①工夫した箇所、②工夫したこと、③なぜその部分を工夫したのか、を振り返り、カードに記入します。この際、特にアピールしたいポイントをカードに記入するよう伝えます。
実際の生徒のカード例
生徒は動画と振り返りをまとめたカードをつなげたら、提出BOXに提出します。教員は、授業後に「提出BOX」を見ながら、一人ひとりの評価をつけていきます。
取り組みの結果
一人一人を丁寧に評価できるようになった
これまで全校生徒全員のパフォーマンスを細かくチェックして評価することは難しかったのですが、動画とともに特に見てもらいたいポイントを生徒自身に提示させることで、一人一人の頑張りをしっかりと評価できるようになりました。
また、生徒自身も自分のパフォーマンス動画を見ながら詳細に振り返りを行うことで、ダンス学習に対する関心や意欲が高まったと思います。