体細胞分裂後の染色体の変化
横須賀市立長沢中学校 程島綾香先生
程島先生から一言:
ムーブノートで問題を出すことで、短時間でつまずきポイントの確認も可能です。
活用場面・活用背景
体細胞分裂のつまずきポイントの確認
体細胞分裂について学習をした次の時間に、前時の内容を覚えているかの確認をムーブノートで実施しました。体細胞分裂で、分裂後の細胞の染色体の数が半分になるという、よくある誤解を解消するために、体細胞分裂後の細胞の染色体の数とその理由について記入し提出してもらいました。
How to
問題を出題し、広場で正解を確認
教員は、体細胞分裂における染色体の数の変化を記入させる図と説明欄を設けたカードを作成し、生徒に配布します。
教員が作成したカード
生徒は、体細胞分裂後の染色体の数を予想し、図の赤い丸の中にペイントで、予想した本数分記入します。またその数にした理由を説明欄に記入します。カードに記入ができたら広場へ提出します。
染色体の数は、核にペイントで記入する
広場に提出できたら、お互いにカードを見合い、正しい染色体の数がどちらかを考えます。半分と書いている生徒も多かったですが、正しく4本の染色体を書けている他の子の説明を見て、自分の間違いに、自ら気づくことができていました。
取り組みの結果
間違いを受け入れやすく、記憶にも残る
この方法だと、自分が間違っていた場合に、自分だけじゃなかったという安心感もありますし、次は絶対に気をつけようという気持ちにもなれます。
また、なんとなく理解していた子も、説明を自分で考えてみたり、他の子が書いた説明を読んだりすることにより、さらに理解が深まることも多いため、どんな生徒にとっても基本事項を確認するよい時間になっていると感じます。