楽器の音色に注目して仲間分け
音楽作り
相模原市立新宿小学校 和田愛莉先生
和田先生から一言
画像を動かすことで楽器の分類が簡単にでき、楽器への興味が広がりました。
活用場面・活用背景
音色に注目して楽器を分類
音楽作りの前段階として、楽器の音色などの特徴を知ってもらいたいと考え、音楽室にある楽器をグループ分けする活動を行いました。写真を動かしてグループ分けができ、また共有が簡単にできる点からオクリンクを活用しました。
How to
分類活動を通してお気に入りの楽器を選ぶ
音楽室にある10種の楽器の画像と、グループ名を記入する欄を設けたカードを用意し、子どもに送ります。
音楽室の楽器の写真を載せたカード
子どもは音楽室にある楽器を実際に触って音を鳴らしたりしながら、それぞれの楽器の特徴を感じとり、それぞれのアイディアで楽器をグループ分けしていきます。提出BOXを子どもに公開にすることでお互いの発想から学び合うこともできます。
子どもが分類したカードの一例
次に10種の楽器の中から好きな楽器を選んで理由を記入するカードを用意し、子どもに記入してもらいます。グループ分けを経てそれぞれの楽器の特徴を認識しているため、一人ひとりが自分の考えを書くことができていました。
お気に入りの楽器とその理由
取り組みの結果
様々な楽器への興味を広げるきっかけに
オクリンクでのグループ分けという楽しみのある課題にしたことで、それまで興味がなかった楽器に興味をもつきっかけになったと思います。またグループの分け方や名前の付け方、楽器を選んだ理由を見ていると、子どもたちの発想力や表現力の豊かさを感じられ、芸術科目で大切にしたいことを確認できる活動になりました。