写真作品の撮影場所の共有
作品の鑑賞
新宿区立富久小学校 岩本紅葉先生
岩本先生から一言:
撮影場所や光のあて方、写真の撮り方などを変えることで、作品の見え方も変わることに気づいてほしいと考え、撮影した場所に作品をスタンプで置いて集計をしました。
活用場面・活用背景
写真作品の撮影場所を共有
制作したニステンドグラスが、最も美しく撮れる場所を探して作品を撮影する活動の後で、その作品がどこで撮影したものかをクラス全体で共有する活動でムーブノートのスタンプ集計を活用しました。
How to
作品をスタンプ化し撮影場所に置く
教員は、校庭と校舎のマップの画像にスタンプをおけるカードを作成し、子どもに配信します。子どもたちは撮影した写真作品を、「スタンプを追加」からスタンプ化して、マップ内の自分が撮影した場所に置き、広場へ提出します。
広場では、お互いの撮影した場所と作品を確認しながら、お互いにコメントをつけて交流します。
広場でお互いにコメントをつけ合う
全員が提出したら、教員はスタンプ集計を実施します。撮影によく使われた場所や、逆にあまり撮影した人がいない場所を確認しながら、撮影場所による作品の変化を確認していきます。
スタンプ集計で撮影場所を一覧化
取り組みの結果
光が作品に与える影響に注目する子が増加
「同じ場所でも角度や光の加減を変えると作品の感じが変わった」「初めて光のことを意識した」などと、光に注目した気づきが子どもたちの振り返りから出てきました。
撮影した写真自体が作品となる場合、背景や周囲の要素も作品に大きな影響を与えることを実感できたのではないかと思います。