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ムーブノート

フレームを用いて意見を書こう

練馬区立大泉第四小学校 内海孝亮先生

内海先生から一言:
意見の中に書くべきポイントを明確に示すことで、より主体的に自分の考えを表現できるようになりました。

活用場面・活用背景
観点に沿った意見の記述

単元のまとめとして自分の考えを書かせる時、何を書いたら良いか分からず、漠然とした感想を書いてしまう児童が多いことに課題を感じていました。そこで、ムーブノートを使い、視点を明確にした考えの記述とその共有を行ってみました。

How to
観点のフレームに沿った意見を書く

教員は単元の終わりに、問いとそれに対する考えを書き込む枠を設けたカードを作成し、児童に送ります。その際、枠線のように「①授業前後での変化、②授業を通じて生じた疑問、③友達の意見を通しての変化」など、考えを書く上で意識させたいポイントを明記しておきます。


児童は書かれたポイントに沿った考えを書けたら広場に提出し、他の児童がどのフレームを使って書いたかを確認しながら、良いと思った意見に拍手を付けていきます。


①のフレームに沿って意見を書いた児童の実際のカード例

取り組みの結果
ポイントに沿った書き方を学び合えた

意見を書くことが苦手な児童も、広場で他の児童のカードを見ることで、「このフレームの時はこの書き方をすれば良いのだ」という点を学び合え、だんだんとスムーズに意見を書けるようになっていきました。

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