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ムーブノート

ニステンドグラスの相互鑑賞

作品の鑑賞

新宿区立富久小学校 岩本紅葉先生

岩本先生から一言:
みんなの前で発表することが苦手な子どももいますが、端末を使う形であれば、自分の感想を友だちに伝えやすくなり、そこで交流が生まれます。

活用場面・活用背景
写真作品の相互鑑賞・意見交換

前時までに作成した「ニステンドグラス」が光を透過させると美しく変化する様子を、背景や周囲の要素とともに撮影しました。その後、ムーブノートでお互いの写真作品を共有し、鑑賞、意見交換を行いました。

How to
各作品にコメントや拍手をつけて交流 

鑑賞用の撮影に入る前に、「太陽の向きに注意する、協力して撮影するなど」撮影のポイントを、子どもと一緒に確認をします。

 

校内を回る前に、撮影のポイントを確認

ポイントを確認できたら、子どもは2人1組で、端末と作品を持って校内を回り、様々な場所で作品を撮影します。作品に日光をあてたり、室内の窓越しに作品を置き、柔らかな光で撮影したりする子どもがいました。

 

光の強さや向きを意識して作品を撮影

教室に戻り、端末で自分が撮影した写真を確認し、最も美しいと感じた写真を1つ選び、広場に送信します。

広場でお互いの作品を見合う

お互いの作品を見合いながら、各作品に対してコメントを入力したり、拍手をつけたりします。この時、「まず同じ班の人の作品にコメントをつけてください」と指示をすることで、全員がコメントや拍手を貰うことができます。

同じグループの人に拍手やコメントをつける

取り組みの結果
机間指導で捉えきれないプロセスを評価できる

各自が好きな場所で撮影できるようにしたところ、光の強さや向きをより強く意識して、最も美しいと感じた瞬間を写真作品として切り取る活動となり、子どもたちの色や光に対する気づきや理解が一層深まりやすくなったと考えています。

コメントや振り返りに、自分の作品の工夫点やこだわり、友だちの工夫に対する気づきなどが可視化され、机間指導だけでは捉えきれていなかった部分も評価できるようになりました。

詳しい授業内容や、ダイジェスト動画を『VIEW next OLINE』でも紹介しています。
よろしければご覧ください。
https://view-next.benesse.jp/view/web-board/article01230/?s_oid=mf01


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