作品イメージのスケッチ
西和賀町立湯田小学校 尾形一先生 (前任校・北上市立南小学校での実践)
尾形先生から一言:
事前に完成イメージを膨らませることで、スムーズに制作を進められます。
活用場面・活用背景
作品構想のスケッチ作成
児童たちに図工作品を作らせる場合、「どんなものを作りたいか」、構想を事前に考えさせることは大切です。その際、まっさらな状態からスケッチを描くよりも、より本物に近いベースがあった方が描きやすいと思い、写真にイラストを描き込ませる方法を考えました。
How to
作品のベースとなる写真にイラストを描く
教員は作品の元となるベース部分を写真に撮ったらカードに貼り付け、児童に送ります。
児童はペイント機能を使い、作りたい作品のイメージを写真へ自由に描き込みます。
児童の実際のカード例
カードが完成したら提出BOXに提出し、他の児童のアイディアを見合います。
取り組みの結果
計画的に制作を進めることができた
なんとなく作品を作りはじめるのではなく、事前に試行錯誤しながら具体的なイメージを描いておいたことで、これまでよりもスムーズに作業を進めることができました。構想段階で他の児童のカードを見ることでヒントを得て、より自分のアイディアが広げられた点も良かったです。