実体験と関連づけて論語を理解する
孔子『論語』
茨城町立明光中学校 福住里絵先生
福住先生から一言:
提出BOXの「カスタム表示」を活用すれば、同じ意見や考えを持つ生徒をすぐに把握し、指名計画に役立てられます。
活用場面・活用背景
古典の内容に共通する実体験の共有
これまで『論語』の学習は、板書での説明が中心であったため、より生徒たちが論語に興味を持てる方法を考えていました。そこで、オクリンクを使い、論語の内容に沿った実体験をカードに書いて発表させる活動をおこないました。
How to
論語の意味と自分の体験を書いて提出
教員は生徒に、カードの書き方を説明したカードと、それぞれ異なる論語の原文を書いて色分けした5枚のカードを作成したら、全てつなげて送ります。
生徒は好きな色のカードを1枚選び、上部に書かれている論語原文の意味と、それに通じる自分の体験談を書いたら提出BOXに提出します。
教員は提出BOXの「カスタム表示」設定で、同じ色ごとにカードをグルーピングして、それぞれのグループから数名ずつ指名して発表させます。
取り組みの結果
偏りのない効率的な指名が可能に
それぞれのカードに色をつけたことで、提出BOX上で誰がどの題材に取り組んだか一目で分かり、どれかに偏ることなく生徒から意見を引き出すことができました。
また、生徒たちは自分の経験と照らし合わせることで論語を身近に捉えることが出来、古典への興味関心を引き出すことも可能となりました。