調べた地域の特色を共有しよう
『自然条件と人々のくらし』
新宿区立柏木小学校 高橋蔵匡先生
高橋先生から一言:
オクリンクを活用すれば、カードを見せ合うことで簡単にジグソー活動も取り入れられます。
活用場面・活用背景
互いが調べた内容から共通点や相違点を見つける
地域ごとの自然環境において、人々がどのように適応して生活しているかを理解する単元のまとめで、調べ学習を行いました。自分が調べた地域と同じ地域や異なる地域を調べた児童と交流させることで共通点や相違点を捉えさせたいと思い、オクリンクを使った共有活動をおこないました。
How to
調べた内容をカードにまとめて発表し合う
教員は調べ学習を進める上で必要な情報をカードにまとめ、児童に提示します。
児童は提示された自然条件がそれぞれ異なる4つの地域から1つ選択し、教科書や地図帳、インターネットを用いて調べ、カードにまとめます。
児童は、作成したカードを元に、自分が調べた地域と同じ地域や異なる地域の児童と、似ている点や異なる点を中心に意見交流をおこないます。
最後に、意見交流を踏まえ、自然条件の特色と人々の暮らしや産業との関係について考えたことをまとめます。
取り組みの結果
より地域ごとの特色に関する理解を深められた
様々な視点でまとめられた発表を通じ、多くの共通点や相違点に触れることで、地域ごとの暮らしや産業に対して理解を深めることができました。
また、ノートや模造紙などにまとめて発表するよりも、端末上で互いがまとめたカードを見せ合えば、短時間に多くの児童同士で交流ができるため、時間がかかりがちなジグソー活動も気軽に取り入れることができました。